それに痛いのってやだよ〜、どうせなら飛び降りとか?
あれ途中で意識失うらしいからね
体育祭が終わって、今は9月21日
9月22日
桜笑
桜笑
桜笑
あたしはお母さんのお墓に来ていた
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
9月23日
菜乃
桜笑
いつも通りに笑って見せた桜笑に、少し冷や汗をかいた
9月24日
颯真
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
終礼後用事があると言う伝言のみで先に置いていかれた俺は
ひとり、電車に揺られる
でも俺はそれでも…
降りた駅は、桜笑の家までの最寄駅で
どうしようもなく、助けたい
桜笑
インターホンが、鳴った
きっと見習いくんが何か聞いて来たんだろう
嬉しいけど、お願い
それ以上…期待も幸せもくれないで
書き終えていた遺書を机に揃えて置くと、あたしは包丁を握る
桜笑
そのときだった
パリンッ
そんなに大きな音じゃない
だけど分かった
桜笑
あたしの家の窓を割って、見習いくんは笑った
桜笑
桜笑
桜笑
それでもわざと、冷たく突き放す
もう聞きたくない
もう死んでしまわないと
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
桜笑
気づくとあたしは泣いていた
それは止まらなくて、建前なんて、仮面なんてもうなくなってしまうくらい────
桜笑
コメント
5件
あー、待ってまじで涙でそう……(電車の中だから必死に堪える……) 明明後日ってほんとに一瞬だからこそ見習いくんは凄く怖かったと思うのに桜笑さんを助けるために家の窓を割るなんて……💦 最後の桜笑さんの言葉は本心、だよね……😖😖
うわ待ってくださいめっちゃ好きです とにかく見習いくんかっこよすぎだし桜笑ちゃんの心情の変化すごい感動… これからどうなるのか、めっちゃ気になります(・・;)