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ぼく。
朝起きて、パンを食べる
あと、牛乳をあたためてココアを作る
あたたかいココアを片手にベランダに出る
外の空気を感じて、ぼぅっとする
ココアが完全に冷めてしまう前に新聞屋のバイクの音が聞こえてくる
そうすると、ぼくは身支度を済ませて出掛けて行く
川沿いの道を真っ直ぐ歩く
いつもと変わらない道
いつもと変わらない景色
工場に着くと上司に挨拶をする
上司
ぼく
ぼく
仕事は毎日定時きっかりに終わる 残業はしたことがない
ぼくがここで働き始めてから1度も、だ
いつもと変わらない毎日
“変わらない”というのはいいことだ
とても安心する
今日も決まった道を通って帰る
そして夜の0時きっかり
ぼくは眠る
右の足の裏に充電ケーブルがしっかりと刺さっていることを確認してからね
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