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すまない先生

よし!
それじゃー今日の授業はおわりだ!

すまない先生

各自、気をつけて帰るように!

すまない先生

すまなーーーーい!!!!

いつもの如くドアを破壊しながらすまない先生が教室を出て行った

そして各々が帰る支度をする

ミスター.赤ちゃん

ふぃ〜
やっと授業が終わったぜ〜

ミスター.ブラック

では、私は研究の続きをしますか

ミスター.ブルー

おーい
兄貴〜帰るぞー

ミスター.レッド

あ〜だり〜
弟、俺を家まで運べ

ミスター.ブルー

は?誰がそんなことするかよ
自分で歩けよ!

ミスター.レッド

めんどくせーな

ミスター.バナナ

僕もそろそろ帰ろう

ミスター.マネー

ハアアアアアアアアアアア↑
それでは俺も帰るとす〜る〜か〜!!

ミスター.銀さん

俺も帰るか〜
あ、でもその前にこの前借りた本返しに図書館に行かないとだな

ミスター.銀さん

よし!それじゃー本返しにいくか!

意気揚々と歩き出した銀さんだが、手に地図を持ち、オドオドしているお婆さんの近くで足が止まる

ミスター.銀さん

あの〜どうしたんっすかー
何か手伝いましょうか?

お人好しの彼はお婆さんに優しく声を掛ける

おばあさん

すみませんね〜
実はここに行きたいんですが

ミスター.銀さん

ここなら近くなんで案内しますよ!

おばあさん

ありがとね〜

ここならと銀さんは言ったが図書館とは反対方向だ それでも彼はお婆さんを案内するほどにお人好しなのだった

ミスター.銀さん

ここで大丈夫っすか?

おばあさん

ええ、ありがとうね
お礼にコレあげるわ〜

そう言ってお婆さんは銀さんに銀色の長方形のバッチを渡す

ミスター.銀さん

あ、ありがとうございます

おばあさん

それじゃあね

ミスター.銀さん

はい!

そう言って銀さんは図書館に向かう

ミスター.銀さん

まずいな

ミスター.銀さん

もうすぐで図書館が閉まっちまうじゃねーか

ミスター.銀さん

こうなったら近道していくしかないか

ミスター.銀さん

確かここの路地裏に入れば図書館に近道できるはず…

そう言って銀さんは細い路地裏に入って行く

ミスター.銀さん

急げ急げ!
図書館が閉まっちまう前にってどわぁ

バタン

何かに強く頭を打たれ、銀さんは気絶する

???

とりあえず、こいつにしとくか

ミスター.銀さん

(うう、
痛ってて〜
ここはどこだ?)

気がつくと見知らぬ場所に閉じ込められていた

手足はロープで縛られ、口は布で塞がれている 完全に身動きが取れない状況だ

ミスター.銀さん

(どーすっかなぁー
動けねーし、喋れないし)

ミスター.銀さん

(てかよくよく考えたら普通にやべー状況じゃねーか!)

???

きがついたか

???

悪いがお前を売り飛ばさせてもらう

???

個人的な恨みはないがな

ミスター.銀さん

(売り飛ばすっつーことはこいつ、人攫いか?)

人攫い

しっかし、今回はいいのが手に入ったな

人攫い

顔は整ってるし、情報によると建築が上手いそうじゃないか

人攫い

こいつは高く売れるな

人攫い

ああ、それも万が一にも逃げようと思うなよ

人攫い

そこの格子戸は触れただけで手が爛れるからな

銀さんは口をモゴモゴと動かして何かを訴える

人攫い

ん?なんだ?
仕方ない布だけ外すか

シュルルルル

ミスター.銀さん

格子に触れられないんだったらこのロープは外してくれないか?

人攫い

…まぁ、それくらいならいいか

人攫い

だか、逃げようとすなよ

ミスター.銀さん

ああ、わかった

ガチャン 人攫いが出て行った

ミスター.銀さん

ふ〜、
なんとか動けるようにはなったな

ミスター.銀さん

だが、これからどーっすっか

ミスター.銀さん

俺が図書館に行くことを誰にも伝えてないからスクールの誰かが助けに来てくれるっていう線は望み薄か

ミスター.銀さん

まぁ、すぐに売り飛ばされることはないだろうからしばらく考えるか

ミスター.ブルー

おーい

ミスター.ブルー

銀さーん

銀さんが捕まった頃元々遊ぶ約束をしていたブルーは銀さんの家に来ていた

ミスター.ブルー

おかしいな
これまで銀さんが約束の時間に家にいなかったことなんてなかったぞ?

ミスター.ブルー

スクールにいるってことはないだろうし…

ミスター.ブルー

さっきから何度か電話してるんだがさっぱりなんだよな

ミスター.ブルー

とりあえずブラックに探してもらうか

ミスター.ブルー

通話終了

通話
00:00

ミスター.ブラック

もしもし?
どうかしましたか?

ミスター.ブルー

あ〜ブラック、銀さんがどこにいるのか分かるか?

ミスター.ブラック

そうですね
超小型GPSを確認するので少々お時間を

ミスター.ブルー

(そんなもんいつ付けたんだ?)

ミスター.ブラック

銀さんの居場所が分かりました

ミスター.ブラック

どうやら3番地区の外れの屋敷にいるみたいですね

ミスター.ブルー

3番地区ってこっからめっちゃ遠いじゃねーか!

ミスター.ブルー

そんなとこまで銀さんは何しに行ったんだ?

ミスター.ブラック

はい、私も気になったので調べて見たのですがどうやらその屋敷、人攫いが住んでるみたいです

ミスター.ブルー

マジか!
それじゃあ銀さんは人攫いに捕まっちまったのか?!

ミスター.ブラック

どうやらその様ですね

ミスター.ブルー

それじゃ助けにいかねーとだな

ミスター.ブルー

ブラックは俺が何かあったらすまない先生に伝えてくれ!

ミスター.ブラック

分かりました
ついでに言うとその人攫い、かなりの手練だそうなので気をつけて下さい

ミスター.ブルー

分かった
サンキューな

ミスター.ブルー

通話終了

通話
05:13

ミスター.ブルー

それじゃあ銀さんを助けにいくか

ミスター.ブルー

ここが人攫いの住んでる屋敷か…

ミスター.ブルー

やっぱりちょっと怖いな、

ミスター.ブルー

いや!
今はそんなこと言ってる場合じゃない!

ミスター.ブルー

早く銀さんを助けねーと!

そう言ってブルーは屋敷の門をくぐった

ミスター.ブルー

よし、罠とかはなi

シュン!

ミスター.ブルー

どわぁ!

突然真横から弓矢が飛んで来た

ミスター.ブルー

いやいや、殺意高すぎだろ!

ミスター.ブルー

こんなん無理だろ!!

なんだか喚いているが元々運動神経のいい彼のことだ 飛んでくる弓矢の間を縫うように避けていく

ミスター.ブルー

はぁ、はぁ、やっと抜けられたぜ、

ミスター.ブルー

さて、玄関まで来たのはいいが問題はどこに銀さんがいるかだな

ミスター.ブルー

相手は人攫いだからな、きっと攫った人たちを地下牢とかに入れている可能性が高いな

ミスター.ブルー

ならまずは地下を目指すか

一方その頃銀さんはと言うと

ミスター.銀さん

この部屋を見る限り、壁とかは壊せなさそうだな

ミスター.銀さん

窓にも格子があるから抜けられねーし

ミスター.銀さん

やっぱり抜け出すなら格子戸か…

ミスター.銀さん

だかあの格子戸には触れられねーしなぁ

ミスター.銀さん

なんか持ってなかったっけな〜

そう言ってポケットをいじっていた銀さんの手に何かが触れる

ミスター.銀さん

あ、

取り出してみるとそれはお婆さんからもらった銀のバッチだった

ミスター.銀さん

バッチか〜バッチじゃ何もってそうだ!!!

ミスター.銀さん

俺は手先バ器用だからなとのバッチを…

銀さんの手元にあるバッチが見ているうちに姿を変える

ミスター.銀さん

よし!鍵ができたぜ!!

銀さんは格子戸に近づくと近くに誰もいないことを確認した

そして自作の鍵を鍵穴に差し込み、ゆっくりと回す

カチャリ

ミスター.銀さん

よし!!

ゆっくりと格子戸が開く

銀さんは一歩ずつ牢屋から出る

ミスター.銀さん

(見た感じ、周りに人はいねーようだな)

ミスター.銀さん

(よし、逃げるなら今のうちだ)

ミスター.銀さん

(あの階段の先がきっと出口だな)

希望が見えかけた時階段の先のドアがゆっくりと開く

ミスター.銀さん

(まずい!
隠れる場所なんてねーぞ)

ブルーの前にはは地下に行くためのドアが立ちはだかっていた

ミスター.ブルー

ここまで誰にも会わず来れたのは正直奇跡だぜ

ミスター.ブルー

だか問題はパスコードだな

そう、地下に行くにはパスコードが必要だったのだ

ミスター.ブルー

どうする?
俺はパスコードなんで知らないぞ

ブルーが途方に暮れてあたりを見回す

するとあるものが目に入った

ミスター.ブルー

あれは詩か?

壁にはゴッホの書いた絵に囲まれ、額縁に入った詩があった

ミスター.ブルー

え〜っと

ゴッホの絵は私の人生 いつまでも続く サインのように綴られた赤

ミスター.ブルー

よくわかんないな

ミスター.ブルー

あ、もしかして!

ミスター.ブルー

ブルーはあることを思い付きキーパッドに513っと打ち込む

ピロン

ミスター.ブルー

ビンゴだ!

ミスター.ブルー

やっぱり頭文字だったんだな

ミスター.ブルー

よし、先に進むか

そう言ってブルーはドアをあける

ミスター.銀さん

っ!

ミスター.銀さん

ブルーじゃねーか!!

ミスター.銀さん

助けに来てくれたのか?

ミスター.ブルー

銀さん!

ミスター.ブルー

あぁ、助けに来た

ミスター.銀さん

ありがとうな!

ミスター.ブルー

まぁな、

ミスター.ブルー

それよりさっさとここから出ようぜ

ミスター.銀さん

ああ、そうだな

そう言って2人は階段を登った

ミスター.ブルー

よし、もう少しで出口だ銀さん

ミスター.銀さん

分かった!

そういい、2人は屋敷を抜け出そうとしたその時

ヒュン!

2人の横を銀ナイフが通り過ぎて行った

思わず足を止めて振り返る2人

そこにはナイフを持った人攫いがいた

人攫い

悪いな、逃げられるわけにはいかないんだ

人攫い

大人しくしていれば傷つけはしない

ミスター.ブルー

こっちこそ捕まるわけにはいかねーんだ!

人攫い

なら仕方ない

そう言って人攫いはナイフを持ちながら2人にせまっていった

ミスター.ブルー

こうなったら!

ブルーがどこからか、弓矢を取り出し人攫いに向かって矢を放つ

ヒューン!

しかしこうした狭い場所では弓矢は不利だ

放った矢は人攫いになんなくかわされてしまう

ミスター.ブルー

まずい!

今度は人攫いがナイフを投げてくる

ミスター.銀さん

ブルー!下がれ!

銀さんが能力で作った盾でナイフを弾く

そして銀さんは人攫いと2人の間に大きな壁を作り出す

ミスター.銀さん

よし、今のうちに逃げるぞ!

ミスター.ブルー

おう!

そして2人は命からがら人攫いの屋敷から逃げ出したのだった

その後、ブラックにより警察に通報され、人攫いは逮捕されたのだった

これまで読んでくださりありがとうございました!!

銀さんが誘拐された?!?!

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