【まちこりーた視点】
まちこりーた
目が覚めると、どこかの学校に来ていた私、まちこーりた。
まちこりーた
なぜ学校にいるのか分からないが、とりあえずその場から立ち上がる。
辺りを見渡しながら、綺麗に机が並べられた教室を歩きまわる
まちこりーた
そう呟きながら、ふと目の前の本棚にある本を見る。
まちこりーた
並べられた本は文字が左右反転しており、なんて書いてあるのか読めない。
まちこりーた
なんて書いてあるのか少し興味が湧き、1人解読を始める。
すると、突然………
ガラガラガラ
という音が聞こえ、教室のドアが開く。
まちこりーた
ドアの方向を見てみると、そこには1人の人影が見える。
せんせー
まちこりーた
まさかのメンバーとの再会に驚き、思わず本を落とす。
せんせー
そう言ってせんせーは落とした本を拾い上げる。
その本を見てせんせーは『は……?』と小さく声をあげる
せんせー
まちこりーた
そう言うと、私たちの間では謎の沈黙が起こる。
その時、せんせーが何かを思いついたかのように『あ……』という声を出す。
せんせー
まちこりーた
そう言われ、今までの経緯を思い出していく。
まちこりーた
せんせー
まちこりーた
せんせー
まちこりーた
ウワサ、知らない学校、そして左右反転したこの本………
この状況化………考えられる事は1つしかなかった。
まちこりーた
せんせー
せんせーの言う通り、きっと私たちは同じこと考えているだろう。
まちこりーた
『鏡の世界?』
せんせーとハモる。
せんせー
まちこりーた
信じがたいこの状況に頭が混乱し、言葉を失う。
あんなもの、“ウワサ”に過ぎない。
あの場にいた私………いや、誰もがそう思っていただろう。
まちこりーた
せんせー
せんせーの言う通り、この状況はどう考えても“ウワサが本当だった”としか考えられない。
せんせー
そう言いながら、せんせーは本を元の場所に戻す。
せんせー
私たちは他のメンバーを探しに行くため、静かな教室を出ていった。
この時、私たちはとんでもない過ちを犯していたなんて気づきもしなかった。
“鏡の世界”はどれだけ危ない場所なのか、そしてなにより………
“鏡の世界”の真実も_
主
主
主
主
主
主
主
主
主