試合開始まで__
残り 3分
菊池 陽真
菊池 陽真
倉見 修也
志保 優成
尾瀬 一颯
菊池 陽真
部員たちは大きく丸になって円陣を組んだ。
水木 光
涌井 明里
皆の様子を傍で見ている2人に陽真は声をかける。
菊池 陽真
菊池 陽真
水木 光
涌井 明里
桐山 凌
凌は明里の腕をグイッと引っ張った。
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
水木 光
倉見 修也
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
水木 光
涌井 明里
光と明里も円陣の輪に入った。
陽真は皆の顔を見ながら、言葉を続けていく。
菊池 陽真
菊池 陽真
皆こくりと、頷いた。
菊池 陽真
「「「おー!!!」」」
「弱虫だな、お前」
「殴られる覚悟がないくせに」
「感情に任せて拳を振るうところが」
「弱虫だっつってんの」
……さん!
兄さん!
真宮 謙心
真宮 咲久
真宮 咲久
真宮 咲久
真宮 謙心
真宮 謙心
真宮 咲久
過去のことは忘れたはずだろ
何を今更思い出してるんだよ……
流川 梢
千秋 燈李
千秋 燈李
真宮 咲久
真宮 咲久
桐山 凌
凌は深く深呼吸をした。
ピー!!
試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
桐山 凌
凌は高くトスをし、
バァンッと大きな音をたててサーブを宙丘のコートへと飛ばした。
桐山 凌
倉見 修也
凌のサーブは相手を崩した。
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
真宮 咲久
咲久はフワッと燈李にトスを上げた。
3枚のブロックが燈李の前に飛ぶ。
桐山 凌
バァンッ!
桐山 凌
燈李の打ったスパイクはブロックの隙間を通り、凌の頬横を通過していった。
桐山 凌
ピッ……
0 ー 1
桐山 凌
志保 優成
尾瀬 一颯
尾瀬 一颯
倉見 修也
菊池 陽真
桐山 凌
でも不思議の怖くないのは……
仲間がいてくれるからだ。
桐山 凌
倉見 修也
バァンッと、燈李のスパイクはコートに叩きつけられた。
6 ー 13
陸たちは観客席から試合の様子を観戦していた。
水木 陸
森坂 雛
関 千紘
関 千紘
柳家 克樹
佐倉 蒼汰
佐倉 蒼汰
咲久と謙信の速攻で
6 ー 14
森坂 雛
柳家 克樹
水木 陸
水木 陸
関 千紘
森坂 雛
佐倉 蒼汰
佐倉 蒼汰
佐倉 蒼汰
柳家 克樹
水木 陸
佐倉 蒼汰
佐倉 蒼汰
関 千紘
佐倉 蒼汰
佐倉 蒼汰
佐倉 蒼汰
水木 陸
柳家 克樹
柳家 克樹
森坂 雛
水木 陸
凌のスパイクが決まった。
19 ー 12
水木 光
涌井 明里
宙丘……
想像していたよりも凄く強い
中途半端なサーブじゃすぐ点を取られて終わりだし
簡単にスパイクも決まらないほど守備力もある
涌井 明里
ピッ
20 ー 12
ピッ
21 ー 12
ピッ
22 ー 12
涌井 明里
ゾワッ……と寒気がした。
水木 光
涌井 明里
こんな歯が立たないことってある?
皆……毎日練習して
練習して練習して練習して
その結果がこれだなんて……
涌井 明里
目元が涙で熱くなるのを感じた。
その時、
ピーッとホイッスルが鳴る。
涌井 明里
水木 光
涌井 明里
選手たちはベンチへとゾロゾロと戻ってきた。
桐山 凌
志保 優成
涌井 明里
明里は声をかけながらタオルやドリンクやらを渡して行った。
菊池 陽真
菊池 陽真
尾瀬 一颯
一颯はゴクゴクとドリンクを流し込み、口を開けた。
尾瀬 一颯
涌井 明里
コメント
2件
はやくみたい!
宙丘強すぎる…頑張れ日坂!! 続き楽しみです!