屋上に来た2人
愛
来てくれてありがと。
優希
いや、いいんだ。俺もちょうど呼ぼうとしてたんだ。
愛
え?
優希
昨日はほんとごめん。俺、本当は愛にもっと早く伝えなきゃなって思ってたんだけどなかなか勇気が出せなくて言えなかったんだ。
愛
そうだったんだ…。
愛
私も、ほんとにごめん。勝手に怒ってあんな酷いこと言って後悔してる。
優希
大丈夫だよ。お互い様だし。
愛
うん。
優希
それで?愛は、それだけ?
愛
違う。
優希
ん?なに?
愛
ちゃんと言うね。
愛
私、ずっと前から優希の事が好きでした!優希は私のことなんかどうも思ってないと思う。でも私はどうしてもこの気持ちを伝えたかったんだ。
優希
ありがとね。ほんとに。
愛
うん…
優希
俺、大人になるまで好きな人つくらないって自分の中でしっかりと決めてたけど、もう無理だった
愛
え…?
優希
俺、愛のことが好きだ。多分、ずっと前から好きだった。あの時嘘ついちゃってごめん。
愛
優希……。。
優希は愛をゆっくりと抱きしめた
優希
俺、学校違くなっても愛のこと一生忘れないから。
愛
私も、一生忘れないよ!
愛
私は、優希のこと好きでいる。ずっと。
愛
それで、またお互い立派な大人になったらどこかで会お?
優希
うん。絶対どこかで会う。約束。
愛
うん…!
優希
だから、、今は少しのさよならだ。
愛
うん…少しだけのさよなら!
優希
だから、実際は、
愛
うん、実際は、
さよならじゃないよ。