綺
スタート
日ノ出綺 私は最近で初めての誘いをした しかも異性。 不思議なことに緊張と言うより 楽しみでしかたなかった。 彼は緊張していた なんせそこは墓地の目の前だから。 怖がることも無理は無い。
綺
着いたよ
優斗
…あ!ここで思い出した!
優斗
ここの墓場でさー?
優斗
肝試ししててさー
優斗
怖くなって友達置いてきちゃってさ
優斗
そしたら星野サイテーとか言って置いてかれてさw
優斗
結局俺が悪いんだよね〜w
綺
月が綺麗だね
優斗
…無視かよ!?
綺
w
優斗
後…月が綺麗って…そのー
綺
…?
優斗
そーいうこと?
綺
いやそういう事じゃなくて
嘘だそういうことだ 君に言いたかった言葉 君に合う言葉。 ″あなたを愛しています。″ 彼の綺麗な名前にぴったり
優斗
俺はそーなのにー
綺
…???
優斗
前言わなかったっけ?
優斗
好きな人がいるって
優斗
それお前
綺
…///!?
優斗
照れてるか?
綺
からかってんの?
優斗
からかってねーよこれが俺の本音
綺
…ふ、ふーんまぁはぁ…
ドッキリでしょ そういういじめもあると知っている
綺
覚えておく
優斗
おう!ニッ
綺
…
綺
今何時?
優斗
11時58分56秒
綺
おけー
綺
肝試し行く?
優斗
手繋いでいーんなら
綺
いーよ
彼の手は大きい。 私の手を包み込むほど。 手が小さいとからかわれたが またそれも ″いい″と思えた。 普段だったらやめろよとか、 そもそも人と手を繋ぐこと自体したかったと思う。
綺
よし!日記書けたし
綺
寝るか
解散後は日記を書くこれも彼と出会ってからの日課になっている。