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スケさん

マフィ…ア…?

2人の母親

そうよ…

2人の母親

私の夫…つまり貴方の父は…

2人の母親

マフィアだったの

スケさん

えっ…

2人の母親

それまでは私も普通に任務をこなしていたわ

2人の母親

でもあの人が◯んで…貴方が生まれてからなかなか任務ができなくなった

2人の母親

だから私も…進んだの

2人の母親

「人間靺◯マフィア」に

スケさん

人間を…?

2人の母親

そうよ…

2人の母親

貴方達には…普通に生きてもらいたかったけど…

2人の母親

やっぱり仕方ないわよね…

スケさん

ちょっと待って?なんで今までバレなかったの?

スケさん

ってか…ここでどうやって…

2人の母親

ここに対象人物を召喚できるようにしてもらったの

2人の母親

そしてこの部屋には匂いや声が外に漏れないように細工されてある

2人の母親

だから家でも任務できるの

スケさん

でも…それでも…

スケさん

なんでルールを破って…‼︎

2人の母親

あぁ…勘違いしないでね?

2人の母親

私だけじゃないから…

スケさん

はっ…?

2人の母親

ストレイくんも…マフィアよ

スケさん

えっ…

2人の母親

いや、正確にはマフィアの親の子供かしらね

2人の母親

見ただけでなんとなくわかったわよ

スケさん

でも…お母さんの話だと…捨てられたって…

2人の母親

そうね、それは本当よ

2人の母親

ボスに聞いたら別のマフィアグループの子供が「自分への自信」がないから捨てられたらしいわよ

2人の母親

あとは…普通に能力がなかったらしいけど…

スケさん

(ストレイをここに呼ばなくて正解だった…)

スケさん

(もし呼んでいたら…今頃…)

2人の母親

だからあの子は掟を破っていない…

2人の母親

貴方と同じよ

2人の母親

貴方達はまだ許される…だから…

2人の母親

マフィアからも…「逃げる」ことができる

スケさん

えっ…?それって…どういう…

うわぁぁあああ‼︎‼︎

スケさん

っ‼︎ストレイ⁉︎

2人の母親

遅かった…

スケさん

これ…どういうこと⁉︎

2人の母親

…私はもうこんなことをしなくなくて

2人の母親

今日マフィアを辞めると言った

2人の母親

でも…マフィアを辞める代わりに…

2人の母親

貴方達2人をマフィアにする…って

スケさん

それじゃあ…この人間は…?

2人の母親

私の…最後の任務

2人の母親

「どちらか1人をここに誘きよけ捕まえろ」

2人の母親

それのための罠よ

スケさん

罠…?

2人の母親

ここに手を近づけると…ビリビリってなるようになってある

2人の母親

自分の手で息子を捕まえれば…命だけは助けてあげる…って

スケさん

…いいのか?そんなこと俺に言って

2人の母親

大丈夫よ…だって私は…

2人の母親

貴方達の…母親なんだから

スケさん

…?

2人の母親

今は分からなくてもいい

2人の母親

でも…これだけは覚えておいてね?

2人の母親

リーダーっていうのは…

 

 

 

2人の母親

「誰かのために犠牲になれるほどの覚悟を持った人」のことなのよ

スケさん

それって…まるで…

2人の母親

いい?私があの子を助けたら貴方の元へ投げるわ

2人の母親

受け止めて…2階に上がって…

2人の母親

ここの非常階段を進みなさい

2人の母親

そうすれば貴方達の学校へ行けるわ…

2人の母親

でも一度通るともう戻れない…追っ手が来ちゃうから…

2人の母親

だから日が明けるまでそこにいて?絶対にここに戻ってきてはダメ

スケさん

いや…お母さんも行こう?

2人の母親

お母さんがダメだの…

2人の母親

これは…私が原因で起こったことだから…

2人の母親

私のせいで…2人も…

2人の母親

許されないことをしてほしくないから…

スケさん

いや…いやだ…

2人の母親

ふふっ…お兄さんなんでしょ?

2人の母親

そんな顔していたら…ダメよ?

2人の母親

大丈夫…

2人の母親

貴方もきっと…素敵な覚悟を持てるような人になれるわ

スケさん

2人の母親

よし…それじゃあ…待っててね

ストレイ

誰ですか…⁉︎貴方達…

マフィア

別にいいんだよ〜俺らが何者かなんて

マフィア

にしても可哀想だな〜

マフィア

お母さんに見捨てられるなんて

ストレイ

何を言ってるの?

マフィア

まだ小さいからわかんねぇか

マフィア

こいつはあの有名はマフィアグループの一人息子だ

マフィア

あぁ…確か優しくしたのに結果を出せずにいなくなった…

マフィア

まさか…こんなところにいたなんてな

ストレイ

やめて…ください…

マフィア

まぁ確かにマフィアにはちょいと弱虫な感じはするが…

マフィア

いいだろう…連れて行くか

2人の母親

…やめて

マフィア

あ“ぁん⁉︎

ストレイ

お母さん…?

2人の母親

その…汚い手を離しな

マフィア

そんなの。嫌に決まって…

2人の母親

そうか…なら…

2人の母親

私が母親として守り抜く

ストレイ

えっ…?おかあs…

スケさん

ストレイ‼︎

ストレイ

兄さん…?これはどういう…

スケさん

説明はあと‼︎早く二階に登れ‼︎

ストレイ

…うん

タッタッタッタ

マフィア

おい‼︎待て…

2人の母親

行かせないわよ…

2人の母親

2人の母親

(強く生きてね…)

タッタッタッタ…

ストレイ

はぁ…はぁ…

スケさん

大丈夫か?走れるか?

ストレイ

大丈夫…

ストレイ

ちなみにこれ…どこに向かっているの?

スケさん

学校だ

ストレイ

学校…僕たちの?

スケさん

あぁ…先生に事情を言って今日はそこに泊まるぞ

ストレイ

うん…わかった…

そして俺らは学校に無事着くことができた

そして翌日…俺らは先生と共に家に行った…

お母さんはいなかった

ただ…真っ赤に染まったケチャップがあった

ケチャップがそこら変に散らばっていた

ケチャップだからか変な匂いがした

今思い返せば…あれは…

本当に…ケチャップだったのだろうか?

そしてそれからは俺らは

「特別孤児寮」という孤児が入ることができる特別な寮に入った

そこでは色々な者が全て免除されるという

お母さんはどこに行ったのか…なぜモンスターが人間をそこまで恨んでいたのか…

まだ…今だにわかっていない

「ストーリー編」第五章 過去編

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