水木 光
水木 光
ガンッと優成の頭には鈍器で殴られたような 衝撃が走る。
志保 優成
光は目に涙を浮かべながら走って行ってしまった。
志保 優成
志保 優成
「大っ嫌い!」
「優成なんか、」
「大っ嫌いだよ!!」
志保 優成
優成の頭の中に光の言葉がクルクルとリピートされる。
菊池 陽真
陽真の声で優成はハッと我に返った。
志保 優成
志保 優成
菊池 陽真
陽真は大きなため息をついて、口を開いた。
菊池 陽真
陽真が真剣な眼差しで優成を見つめる。
志保 優成
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
志保 優成
志保 優成
でも、光のことが好きな俺は
光の友達がいる資格なんてない
だからこうやって、光と友達をやめなければいけない
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
志保 優成
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
志保 優成
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
陽真は優成のことを睨んだ。
志保 優成
優成はビクリと身を震わせた。
志保 優成
キャプテンはいいよな
光から特別な感情を貰えるんだから
俺とは違ってさ。
志保 優成
志保 優成
菊池 陽真
俺の欲しいものを持ってるくせに
俺に説教しないでくれ
これ以上、俺は
自分のことを嫌いになりたくない__
ー最終日 帰りのバスー
涌井 明里
マスクをつけた明里は控えめに咳をする。
森坂 雛
隣に座る雛は心配そうに明里を見つめる。
涌井 明里
涌井 明里
森坂 雛
涌井 明里
涌井 明里
森坂 雛
森坂 雛
森坂 雛
雛は後ろを振り返って光に話を振る。
水木 光
水木 光
水木 光
森坂 雛
涌井 明里
雛は明里の方を向き直って、そっと耳打ちをした。
森坂 雛
涌井 明里
森坂 雛
森坂 雛
森坂 雛
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
…
…
シーンとバス内はどんよりとした空気が流れる。
涌井 明里
森坂 雛
森坂 雛
森坂 雛
ジーン…と雛の笑顔が心に染みる。
涌井 明里
涌井 明里
森坂 雛
涌井 明里
明里と凌、陸は夜道を歩いていた。
涌井 明里
桐山 凌
水木 陸
桐山 凌
水木 陸
水木 陸
水木 陸
バチバチと二人の間に火花が飛び散る。
涌井 明里
涌井 明里
明里は陸の方へ顔を向ける。
水木 陸
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
明里さんが俺を凌と間違えて
あんなことやこんなことをしたことも!?
水木 陸
水木 陸
俺が明里さんに
「凌の彼女の明里さんに片思いしてる__」
「水木陸だよ!」
……って、ほぼ告白をしちゃったことも!?
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
桐山 凌
桐山 凌
水木 陸
こんな事ならキスの一つや二つ、
かましちゃえばよかったかもな……
明里は不思議そうな顔で陸を見つめる。
水木 陸
そんな度胸、持ち合わせておりませんがね。
コメント
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続きが超楽しみ!