今からじぇふくんちいくね と一方的にメッセージが送られてきた
いやじぇふくんってだれやねん、
こんな誤字をするのだから きっと酔っているんだろう
そのメッセージが送られてきてから 約20分程で家のチャイムがなった
珍しいなと言いながらドアを開けると 案の定酔っ払った彼がいた
なんかあったん? そう言うと
んー、好きだからぁ、と 返事にならない返事が帰ってきた
ふわふわしていて いつもと違うかわいさと色気がある
でも酔ってる時につけ込むのは 例え彼氏になっても抵抗がある
「 んー、じぇるくんう、」
「 ぎゅーして 」
ぎゅーしてと言いながら 近寄ってきて上目遣いをする
「 はい、っ 」
ぐりぐりと頭を俺の胸に押し付けて へらへら笑ってる
「 酔っとるやんな? 」
「 んーんっ 」
これはだいぶ酔っとるな
「 とりあえずベッド行こか? 」
「 それよりちゅー、 」
「 抱きつかれとったら出来へんよ 」
「 やぁだ、 」
「 やだってなんやねんw 」
「 ベッドまで行ったらな? 」
「 歩くのやぁ、、 」
と3歳児みたいな事を言い始める
「 仕方あらへんなぁ 」
そう言うと ぱっと莉犬の顔が明るくなる
「 お姫様抱っこ! 」
「 好きよなぁ、お姫様抱っこ 」
「 乗り物みたいで楽しい! 」
「 誰が乗り物やw 」
「 じぇるらんど! 」
「 楽しそうでなによりやなw 」
ベットに着くと すぐさまキスを求めてきた
「 んっ、、 」
「 そーゆうのじゃないの 」
「 今日は長いのがいーの、 」
してあげたいけどこれ以上すると 俺の理性が危うい
「 ね、、? 」
俺は惑わされないよう 乱暴に視線を外す
「 じぇるくん、? 」
「 制御出来なくなるから、な? 」
「 それでもいいの、っ 」
くいっと引き寄せられたが そのタイミングで立ち上がり
頬を膨らませている莉犬に これ以上はだめと言うように 水を渡した
「 じぇるくんのけち、 」
そんな言葉を口に出しつつ 諦める気がなさげな顔をしている
今夜は長い攻防が続きそうだ
コメント
9件
フォロー、ブクマ失礼致します!
かわいいさいきょう
やっぱ好きだよ可愛い最高、