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スノ生活 - 短編 -

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スノ生活 - 短編 -

8 - いわふか。〜リクエスト〜

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2022年02月07日

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岩本照

ごめん、今日も遅くなりそう。

岩本照

先寝てていいから。

深澤辰哉

ん、分かった。

深澤辰哉

無理しないでね?

岩本照

ありがとう。

深澤辰哉

…はあ。

また今日もひとり。

ここ一週間、まともに

照に会えてない。

今日は…

佐久間とめめと一緒か…

何か作ろうかと台所に立つ。

…いや、でもなあ。

メンバー誘って飯でも行くか。

発信中 宮舘涼太

プルルル…

宮舘涼太

もしもし

深澤辰哉

あ、だてさん?

宮舘涼太

うん、どーした?

深澤辰哉

今時間ある?飯行かない?

宮舘涼太

あ、ちょうど良かった

宮舘涼太

今佐久間と食ってんだよ。

宮舘涼太

来る?

深澤辰哉

えっ

佐久間、仕事なんじゃ…?

深澤辰哉

えっ、佐久間仕事終わったの?

宮舘涼太

うん、今さっき合流した。

佐久間大介

にゃはは!

佐久間大介

ふっかー!待ってるよ!

深澤辰哉

ちなみにさ、佐久間

深澤辰哉

…めめは?

佐久間大介

あー!めめは阿部ちゃんと約束あるらしいよ?

深澤辰哉

そ、そっか…

佐久間大介

え、てか照は?

深澤辰哉

遅くなるって連絡来たから

深澤辰哉

てっきり佐久間とめめと一緒だと思ってたわ…

宮舘涼太

…浮気?

佐久間大介

うぉ!おい!涼太!

深澤辰哉

やっぱ疑うよな…

深澤辰哉

とりあえず今日は飯やめとく!

深澤辰哉

急に電話しといてごめんね。

佐久間大介

ふ、ふっか!?

深澤辰哉

わり!またな!

宮舘涼太

おい、ふっ…

プーー… プーー…

深澤辰哉

通話終了

通話
05:33

はあ、もう最悪…

誰といんだよ照の奴…

不安が募るばかり。

深澤辰哉

飯食う気も起きねえ…

ベッドに、ぼふっと顔を埋める。

深澤辰哉

…照の匂い。

寂しさと不安と照の匂い。

涙が出そうになると同時に

下半身に違和感。

深澤辰哉

最近シてねえなぁ

…こんな時にムラムラするとか。

深澤辰哉

はあ…

自ら下着の中に手を突っ込めば

ムクムクと大きくなる自身を扱く。

照…

頭の中で照のことを思いながら

自慰行為をしていた時。

プルルル…

光る画面を見れば

「岩本照」

の文字。

深澤辰哉

…もしもし

俺は自慰行為をしたまま電話に出る。

岩本照

ふっか?

深澤辰哉

ん…、おれ、だよっ?

岩本照

早めに終わったから

岩本照

今から帰るよ。

深澤辰哉

はあ…、

深澤辰哉

ん…分かった。

岩本照

…大丈夫?

岩本照

なんか様子変だけど。

深澤辰哉

…っ

深澤辰哉

はやく…

岩本照

ん?

深澤辰哉

はやく帰って…きて…

岩本照

お前シてんの?

あ…やばい…

普段ふっかって呼ぶのに

急なお前呼び。

深澤辰哉

っ、…イっ

突然の射精感を 止めることが出来なかった。

深澤辰哉

っはあ…はあ…

岩本照

…俺イって良いって言ってないけど。

深澤辰哉

…照のせいだから

岩本照

ん?

深澤辰哉

…誰と一緒にいたの?

深澤辰哉

最近あんまり会えないから

深澤辰哉

俺、寂しくて。

岩本照

マジ…可愛過ぎ。

岩本照

すぐ帰る。

岩本照

待っててな?

岩本照

…辰哉。

深澤辰哉

ん…?

深澤辰哉

照、おはよ。

深澤辰哉

…じゃない、おかえり。

俺は達したまま眠っていたみたいだ。

深澤辰哉

あっ

恥ずかしくなり咄嗟に布団で顔を隠す。

岩本照

気持ちいことしてたの?

岩本照

ねえ。

暗闇から照が現れ

俺の頭をそっと撫でた。

岩本照

マネージャーとスタッフと一緒に、スケジュール調整とリハしてた。

深澤辰哉

…照

岩本照

ん?

深澤辰哉

寂しかった

深澤辰哉

疑ってごめん…

岩本照

俺もごめんな?

照はそう述べると

ギシッ…

とベッドに乗ってきた。

深澤辰哉

えっ

岩本照

電話越しにあんなの聞かされてさ

岩本照

我慢できねぇだろ…

照が慣れた手付きで俺の服を脱がす。

そしてそのまま唇を塞がれる。

あー…久々だ。照とのキス。

照に触れるのも。

脳内で照の舌が絡まる音が響く。

どうしようもないくらいに

好き。

深澤辰哉

ん…っ、ひかる…

部屋には俺と照の息遣いと

お互いの肌がぶつかる音。

気持ち良過ぎて溶けそう…

深澤辰哉

っはあ…気持ちい…

岩本照

かーわいい…

そう呟けばさらに腰の動きが早まる。

そんなにしたら…

深澤辰哉

っん!…イく!

岩本照

はあ…イっていいよ?

照の返事を聞く間もなく

身体中に電気が走ったような 感覚に襲われ

再び絶頂に達した。

しばらくし、照も絶頂を迎え

俺の中に照の生暖かい精子が注がれる。

深澤辰哉

っはあ…はぁ…

照は横に寝そべって息を整えている。

岩本照

…辰哉

深澤辰哉

ん…?

岩本照

好きだよ。

そう呟きながら俺を抱きしめる。

深澤辰哉

…俺も

ふわっと照の匂いがして

思わず微笑む。

大好き。

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