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コガネ
コガネ
ミツル
コガネ
コガネ
コガネ
ミツル
ミツルの背中を踏みつけ、 地面から動けないまま 話す自分の姿は、
愛してくれた人には 到底見せられないものだった。
コガネ
コガネ
アメ
ミツルよりも先に 背後から声が聞こえて吹き出した。
コガネ
コガネ
ミツル
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
自分でも歪んだ顔をしているのが 分かるほど笑ってやった。
やっと終わる。
やっと、
やっと爺さんに顔向けできる。
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
ミツル
ミツル
コガネ
コガネ
コガネ
コガネ
その後は早かった。
警察が来てコガネさんが 対応し、ミツルさんは連れて行かれた。
ミツル
アメ
ミツル
ミツル
アメ
ミツル
ミツル
ミツル
言い残したのはそれだけだった。
何が言いたいのかよく分からなくて 呆然と立っていると、
後ろから何かが足に 巻きついたのが分かった。
アメ
アゲハ
アメ
アメ
アゲハ
アメ
コガネ
アゲハ
コガネ
可愛らしい小さな手を出した。
どうやら5と表しているらしい。
コガネ
アメ
コガネ
コガネ
コガネさんがそう言うと、 アゲハちゃんは怯えながら 俺の足を握る手を強めた。
アゲハ
コガネ
アメ
コガネ
アメ
あまりにも声が大きかったからか、 コガネさんは目を見開いて 固まってしまった。
俺は、コガネさんに 許されてる身なのに、 こんな自分勝手なこと……。
コガネ
ふ、と軽く笑ったコガネさんは 膝を折ってアゲハちゃんと 同じ目線になった。
アゲハ
コガネ
コガネ
アゲハ
コガネ
コガネ
コガネ
アゲハ
アメ
コガネ
コガネ
コガネ
アメ
コガネ
アメ
コガネ
だってこの組織もいつかは、
アメのものになるんだから。
コガネ
言い切る前に、イオリ以外の 人の姿に固まった。
若めの男女、夫婦らしき人が 椅子には座っている。
……いや、
私はこの人たちを、 知っている。
それはもう、恐ろしいほどに。
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コガネ
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.
コガネ
申し訳ありません。
コメント
2件
あれ?ミツルかわいいなこいつ