k n
雨が
やんだ。
祈りが届いてくれた
胸が躍る
けれども、見逃さないように 空の一点だけを見つめる
少しづつ
光が大きくなっていく
俺は瞬きも忘れてしまうほど 夢中になっていた
あまりにも美しいのだ
生命の源が力を取り戻すというのは。
神様の力は実に素晴らしい
紫
青
眩い色達
雲も圧倒されている
k n
こんな美しい世界に生まれることができて 本当によかった
俺は幸せ者だ
__あいつとは違って
あんな人間より
よっぽど幸せなんだよ
k n
軽快に足を踏み出す
心做しか身が軽くなった気がする
しかし店には重い雰囲気が漂っていた
b r
k n
店内を見渡しても見当たらない
てっきりbrといると思っていた
b r
k n
一応幼いんだから誘拐でもされたら困る
k n
b r
b r
何故 疑問形
k n
b r
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k n
b r
b r
うっかり本当のことを言ってしまった
一部の中でも一部を言って あまり知られないようにしよう
k r
話し始める前にkrが帰ってきた
b r
k r
俺の前世について何かを 話していたような口ぶり
なにも知らないだろうから 興味はない
k n
知られたくないことは言わない
最低限の情報だけ
俺は世界が滅ぶ前...つまり
第1世界で人間として生まれた
今の世界は滅んだ後にできた 第2世界だね
第2世界とは違って第1世界は 人間が主となっていた
食べたり飼ったり やりたい放題だった
俺も人間だったのだから その一員になってしまっていた
人間を嫌いになれない理由の一つだよ
関係ない人を後世巻き込んでしまった
罪悪感に同情、複雑な気持ちなんだ
俺の記憶は世界が崩壊 し始めてからしかなくてさ
平和だった頃は一切知らない
k n
ひたすら不安に駆られていた
災害ばかりで、家を失った人も多い
学校に行けない人だって何万といる
安心できる瞬間なんてなかった
k n
b r
k n
...復讐 / 災害
k n
俺とkrの声が重なった
残念ながら聞き取れなかったが
k n
k n
k n
b r
誰も災害とは公言していない
k n
k n
動物は人間よりも遥かに ×ぬ速度が速かった
自然の場所の方が災害が多かったからだ
b r
k r
k r
k r
k r
コメント
5件
ネェマッテヨ最後のkrスンの言葉すきすぎるしぬかと思ったねぇ好き(((
はーい...誘拐でセンシティブ食らった〜...