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色を滲ませ 空を越えて

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色を滲ませ 空を越えて

13 - 淡い夜は闇を誘う ⅩⅡ

♥

319

2024年02月16日

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k n

あっ......!!

雨が

やんだ。

祈りが届いてくれた

胸が躍る

けれども、見逃さないように 空の一点だけを見つめる

少しづつ

光が大きくなっていく

俺は瞬きも忘れてしまうほど 夢中になっていた

あまりにも美しいのだ

生命の源が力を取り戻すというのは。

神様の力は実に素晴らしい

眩い色達

雲も圧倒されている

k n

生きててよかった...

こんな美しい世界に生まれることができて 本当によかった

俺は幸せ者だ

__あいつとは違って

はや"く" ッ...!!!

逃げろ"...!!

置いていけるか ...ッ

あんな人間より

よっぽど幸せなんだよ

k n

ただいま〜

軽快に足を踏み出す

心做しか身が軽くなった気がする

しかし店には重い雰囲気が漂っていた

b r

...おかえり〜...!w

k n

k r は?

店内を見渡しても見当たらない

てっきりbrといると思っていた

b r

トイレ行ったよ〜ん

k n

じゃあ...大丈夫か

一応幼いんだから誘拐でもされたら困る

k n

2人はなんの話してたの?

b r

え"...あ〜...?

b r

前世の話...?

何故 疑問形

k n

br前世の記憶あんの?

b r

ないないw

b r

knこそどうなの?w

k n

俺はまぁ...一部...

b r

ま!?

b r

聞かせて!!

うっかり本当のことを言ってしまった

一部の中でも一部を言って あまり知られないようにしよう

k r

楽しそうだなw

話し始める前にkrが帰ってきた

b r

kr、kn前世の記憶あるらしい!

k r

本当にあんのかよw

俺の前世について何かを 話していたような口ぶり

なにも知らないだろうから 興味はない

k n

特別に話してやるよw

知られたくないことは言わない

最低限の情報だけ

俺は世界が滅ぶ前...つまり

第1世界で人間として生まれた

今の世界は滅んだ後にできた 第2世界だね

第2世界とは違って第1世界は 人間が主となっていた

食べたり飼ったり やりたい放題だった

俺も人間だったのだから その一員になってしまっていた

人間を嫌いになれない理由の一つだよ

関係ない人を後世巻き込んでしまった

罪悪感に同情、複雑な気持ちなんだ

また...災害だって...

俺の記憶は世界が崩壊 し始めてからしかなくてさ

平和だった頃は一切知らない

k n

俺らもいつまでもここには
いられないんだよね...

ひたすら不安に駆られていた

災害ばかりで、家を失った人も多い

学校に行けない人だって何万といる

安心できる瞬間なんてなかった

k n

俺たちが×ぬのも遅くはなかったよ

b r

世界が滅んだ原因って...

k n

うん......

...復讐 / 災害

k n

...え?

俺とkrの声が重なった

残念ながら聞き取れなかったが

k n

まぁ、災害なんだよ...

k n

突如世界を襲って滅亡までおいやった

k n

今考えても恐ろしいなぁ...w

b r

今まで世界が滅んだ理由は
ずっと不明って...

誰も災害とは公言していない

k n

滅ぶよりずっと前に生きて
いたんじゃないかな?

k n

それか災害が起き始めた初期か

動物は人間よりも遥かに ×ぬ速度が速かった

自然の場所の方が災害が多かったからだ

b r

やばいこと知っちゃったな〜.....w

k r

神は×んだ...

k r

人間のせいだ

k r

人間のせい

k r

...人間のせい
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