雪❄︎
彩春
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ReIu
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Coe.
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ReIu
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ReIu
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BL 創作 年齢捜査 設定捜査 参考有 こえれる 地雷の人は天国へ〜 白いテキストがReIu視線の行動や発言、思い
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結局、れるはこえの家に泊まることになってしまった
なんだろう、友達...の家に泊まるというイベントが初めてだから、とてつもなくれるは緊張をしてしまっていた
ReIu
生憎と、今回の相手は そういうわけにはいかない
惚れちゃいけない相手であり、 依存しちゃいけない奴なのだ
…だからこそ、断らなくちゃ いけなかった。けど、れるは断る事が 出来なかった
最終的に、首を縦に振ってしまった。 …最大の不覚だ…
などと、そんな事を考えながら れるは姿勢を崩しながら部屋で寛ぐ
ちなみにこえなのだが、 少し用があると言って席を外してしまった
…風邪なのに用って、 何があるんだよ...、と思わず思ってしまった。
本当、変わってるなぁ... そう思いながらこえを待っていた
あいつがいなくなってから数分後。 とことことこえは満面の笑みで 帰ってきた
Coe.
ReIu
と、一応ツッコミを入れつつ、
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
Coe.
父さん...
そんなに?そんなにれるの お泊まりに感動してるのか??
そりゃあ生まれてこんな可愛い子の家でお泊まりなんて言うシチュエーションをした事ないけどさ!!
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
まあ、うちの母さんは案外抜けているところがあったりするからそういう 事言いそうだな…
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
れるは、布団に指を差しながら
ReIu
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
ぶつくさと言いながら、 なんやかんや布団に潜り込むこえ
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
…と、言うことはつまり。
れるは、失敗する事が 出来なくなったというわけか
材料をあまり使っちゃいけない、 という事は、二度目はないということだ
確実に、一回で完成をさせないといけない。…ただ、問題が一つだけある。
それは、れるが料理が下手ということだ
れるは、手先が不器用だ。だから包丁を握れば切り傷をつけてしまうし、 味付けだって味をつけすぎてしまう 事だってある事が多々ある。
だから慎重にやらなくちゃ、 まずは、ネギだな
ReIu
そのあと、どうなったかなんて 言うまでもないだろう
ReIu
れるは土下座をしていた。目の前には 色合いだけで言えば食べれなくはなさそうだけど、色々と不恰好なおかゆが おかれてある。
Coe.
するとこえは立ち上がって、棚から 何かを取り出す。
そしてれるの方に近づいてきて…
Coe.
ReIu
Coe.
Coe.
するとこえは手慣れた手つきでれるの 傷を応急処置してくれた
…知れば知るほど、こえって れると正反対だよな
手先は器用で、可愛くて、 やろうと思えばなんだってできる
そしてこうやって、気が利く …悪い点が見当たらない
強いて言えば、小悪魔でれる以外の 奴には塩対応という事くらいか?
…塩対応、か。今れるはこえから そんな対応をされてしまったら どうなってしまうのだろう
もう、無理なのかも知れない。 自分自身で少しだけ 察してしまっていた。
れるは多分、もうこえから嫌われたくない。このまま好かれ続けるしかない…だったら、
……その、瞬間だった。
れるの頭の中で、何かが起きていた。
ReIu
ぐるりと見渡しながら、そう呟いた 刹那、響き渡る別の声が一つあった
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
ReIu
言っちゃダメだ、言ってしまったら れるはそれを認めてしまう事に なる…!
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
ReIu
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
筋肉マッチョ先生☆
ReIu
筋肉マッチョ先生☆
ReIu
筋肉マッチョ先生☆
ReIu
言いたい事だけ言って、 先生は去って行った
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
Coe.
先生、これがきっと皆の総意です
程よい筋肉はモテるけど あれだけの筋肉はモテない…つまり 先生がモテないことがはっきり 証明された訳だが
まぁ、そんなことどうだっていい。 それよりも問題はこのおかゆ、 どうしたものか
色々凝ろうとしたのだが駄目だった。 もっと簡潔にすればよかった
などと、れるが悶絶していると…
Coe.
ReIu
Coe.
Coe.
ReIu
ええいっ!どうなっても知らないぞ! お心中で叫びながら、れるは少しだけ 冷ましたおかゆをこえに食べさせた
Coe.
ReIu
Coe.
Coe.
ReIu
ReIu
Coe.
ReIu
自分で自分の料理を食べるのはなんだか嫌だし、何よりも
このスプーン…さっきこえに 食べさせたわけだし…
ReIu
Coe.
ReIu
つまり、れるはこえに選択を求められているのだ。…間接キスをするか、 それともれるの料理は美味いと認めるか
Coe.
Coe.
Coe.
ついでのように感想を述べてくれるこえ。そう言われたら、作った甲斐が あったと言えるのだけど...
流石に、美味しいわけが。けどこれを 証明するためには間接キスを しなくちゃいけないわけで...
そうしてれるは結局…
ReIu
Coe.
Coe.
ReIu
自分でもノリが悪いなぁ、と思うのだが流石にそのノリであ〜んをするほど れるはやばい奴じゃない
なのでれるはそれから動物の餌やりの ようにこえにおかゆを食べさせ続けた
…結局こえはそのおかゆを平らげて、 そして気づけば時刻は深夜を 回りそうになっていた
Coe.
ReIu
それは流石にまずくない...?
泊まる、だけだったらまだなんとか 大丈夫かもしれない。だけど、一緒に 寝るなんてのはマズくないだろうか?
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
いきなり知らない電話番号から 布団貸してもらっていいですか、 とか言われたらホラーでしょ
ReIu
Coe.
こえは、大きなため息を吐きながら れるの服を引っ張った
ReIu
Coe.
ReIu
ReIu
Coe.
ReIu
そんなやり取りを、少しの間続けた結果…
Coe.
こんな事になってしまっていた。 まぁ、仕方がない。これはこいつが 風邪だから
今日限定で甘やかせたに過ぎない。 …今日が終わればこれはもう終わり。 以前のように無視し続けることにする
Coe.
気づけば、こえがれるの手を手に 取っていた
そしてまるで自分の枕のようにする
ReIu
Coe.
女じゃないだろ…とれるは思ったけど まあ、口には出さなかった。
色々面倒な事になりそうだから
Coe.
くすくすと、小馬鹿にするように こえは笑いながら
Coe.
ReIu
Coe.
ReIu
その数分後、隣から可愛らしい 寝息が聞こえてきた
…いや、寝れんのだが?? 寝れるわけないが??
結局、れるはその夜眠る事が出来ず、
気づけば、日が昇っているのだった
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