その日から、俺らは
音楽活動を開始し始めた。
リスナーのみんなには
『ひまなつは体調不良』
『すぐ帰ってくるよ。』
と、そう言った。
少し勘づいてそうな人もいたけど どうにか頑張って誤魔化した。
みんなが心配な気持ちはよくわかる。
もしも手術が失敗してしまったら。
俺らはきっと
音楽活動もやめ、
他人として生きるようになる。
リスナーには諸事情があったと、 解散を伝える。
多分、いや、
絶対そうなる。
俺らはあの後また部屋に戻って 雑談を交わした。
かと言って本当に意味のないことを話すのではなく
彼、そう
暇72について話した。
あいつ小さいとき、 すごい弱っちかったよな、。
なんか、絵とかもすちと描いてたね。
2人すごい仲良かったよね。
あーいや、いつもじゃん。
すち
俺にはまだ揃ってない記憶がある。
ピースが、はまらない。
凸凹なパズルの上で、 俺はそれがどのピースなのかを探している。
ゆっくりゆっくり目を閉じる。
小さい頃の君は、 俺のことを好きだったのか。
小さい頃俺らは どんなに仲良かったのか。
何をしていたのか。
どんな話をしていたのか。
…嗚呼、早く
お話ししようよー…
過去
暇72
暇72
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
すち
すち
暇72
暇72
すち
すち
暇72
すち
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
すち
すち
暇72
すち
暇72
クラスメイト
すち
クラスメイト
すち
クラスメイト
すち
クラスメイト
すち
クラスメイト
クラスメイト
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
すち
すち
暇72
すち
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
すち
すち
暇72
すち
すち
暇72
すち
すち
暇72
すち
暇72
暇72
すち
チュ
すち
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
すち
暇72
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
すち
暇72
すち
暇72
暇72
暇72
すち
あんなことやこんなこと、 色々あったことを俺は思い出した。
記憶が、すごい鮮明に、
俺の中に蘇る
離してしまわないように
どこにも行かないように、
俺はそれを抱きしめる
すち
ひまちゃんに付き添っていた 病院の匂いとはいってん、
暖かい、太陽のようなそんな匂いがした。
テレビの横に置かれた写真たてを見る
すち
集合写真
ひまちゃんは俺の隣で ピースをして笑っていた。
それは今にでも、
『すち、』
と話し出すようなそんな顔で。
手術に賛成したものの
みんなもちゃんと怖い思いをしてる
彼がいなくなって、
新しい毎日が
始まってしまうのは、本当に
避けたい。
また彼を抱きしめたい
そのためにも思い出せることを
今のうちに思い出さなければいけない
俺はまた目を瞑る
なにか、一つでも
思い出したい
すち
コメント
8件
手術成功してくれまじで、、、 てか2人の絡みが尊い
神がいる………
さいこーです…!続き楽しみです!