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𝐆𝐞𝐚𝐭𝐬 IX
ーあれから3ヶ月後
永夢は廊下を歩く。
永夢
永夢
階段を降りても、もう揺れない。
立ち上がるだけで精一杯だった日々。
一段の階段が遠かった時間。
今は、何も考えずに歩ける。
永夢
胸の奥があたたかくなる。
ふと、苦笑いする
永夢
あの頃を思い出す
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
永夢
いつの間にか、
CRに続くエレベーターの目の前まで来ていた
永夢
ウィーン
CRの扉が開く
らせん階段を登る
そこにはー
見慣れた景色
貴利矢
貴利矢
貴利矢
永夢
永夢
飛彩
飛彩
貴利矢
貴利矢
永夢
飛彩
飛彩
飛彩
永夢
永夢
貴利矢
貴利矢
貴利矢が永夢の肩に腕を置く
永夢
―数週間後。
小児科外来。
朝の光がやわらかく差し込む診察室。
永夢はカルテに目を落とす。
永夢
指で文字をなぞりながら、頭の中で整理する。
永夢
白衣の袖を整え、深く息を吸う。
永夢
永夢
小さな男の子が、母親の後ろに隠れながら入ってくる。
永夢
母親
健
不安そうな目。
震える指。
永夢は自然にしゃがみ込む
永夢
永夢
健
健
永夢
永夢
永夢
健
看護師がにっこり微笑む
看護師
看護師
そっと服をめくる看護師。
永夢
そっと胸に聴診器をあて、
心臓の音を確認する
永夢
小さな胸の動きに合わせて呼吸音を聞き、
肺に湿った音がないか、
胸骨の動きに異常はないかを指先で確認。
微細な緊張も見逃さない。
永夢
子どもの表情に視線を戻す。
子どもが少し涙をためてうつむきそうになる
永夢
健
健
永夢
永夢
目がパッと輝く
健
健
永夢
永夢
健
永夢
永夢
健
二人で軽くその場で跳ねる
永夢
永夢
足を前にちょっと出す
永夢
健
診察室に自然な笑いと安心感が広がる。
診察が終わる頃、永夢は母親に向き直る。
永夢
母親
永夢
永夢
母親
永夢
母親
永夢
母親
永夢
母親は少し安心した表情を浮かべる。
永夢はカルテに記入しながら、最後に声をかける。
永夢
母親
永夢
永夢は子供の視線に合わせる
永夢
健
診察を終え、椅子に腰を下ろす。
永夢
窓の外には、柔らかな青空。
永夢
軽く背伸びをして、深呼吸。
永夢
永夢は廊下へ歩み出す
ーCR
貴利矢
飛彩
貴利矢
飛彩
貴利矢
飛彩
貴利矢
貴利矢
飛彩
飛彩
貴利矢
飛彩
貴利矢
飛彩
貴利矢
永夢
貴利矢
永夢
貴利矢
貴利矢
貴利矢
貴利矢
飛彩
貴利矢
飛彩
ピピピピ、ピピピピ
全員
永夢
永夢
永夢が走り出そうとする
その背に
飛彩
永夢
初めての呼び名。
永夢が振り向く。
飛彩
永夢
颯爽と走り出す
永夢
ドテッ!
何もない床で、
盛大にずっこける。
永夢
永夢は顔を上げて、へらっと笑う。
貴利矢
飛彩
永夢
永夢は立ち上がる。
白衣を払う。
ガシャットを握る。
もう一度、走り出す。
その背中を、二人は見送る。
飛彩
貴利矢
でも、誇らしげに見つめる
永夢は病院の外へ駆けていく
柔らかい光が差し込む中、足を止める。
胸に手を当て、目を閉じる
一呼吸。
心の奥に、あの思いを確かめる。
永夢
胸の奥で声が重なる。
そして、再び駆け出す。
小児科医としても。
仮面ライダーとしても。
宝生永夢は、光の中を走り続ける。
今日も、誰かの笑顔を守っている。
𓏸 𓈒 𓂃 𝐄𝐍𝐃𓂃 𓈒𓏸