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永瀬廉 倦怠期

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永瀬廉 倦怠期

5 - 永瀬廉 倦怠期 #5

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2021年07月20日

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プルルル

紫耀、〇〇知らん?

紫耀

なんで?

俺のせいで〇〇がいなくなってしまってん、
探してもいなくて、帰ってくると思って待ってても帰って来んし

紫耀

〇〇ならいま、、

〇〇なら今俺の家にいるよと言おうとした時、 電話の向こうで聞こえてきた。

△△

永瀬く〜ん?
酔いも覚めてきたし、
もう少しおしゃべりしてから寝よ?

△△さん、ちょっとリビングにいてください

紫耀

なんだ、彼女いんじゃん

いや、今の声は彼女じゃないねん、
紫耀、ほんまにどないしよ

紫耀

〇〇は俺の家にいる。
俺、やっぱ諦められない。

〇〇は俺がもらうから。
他の女をホイホイ家に入れるような男に〇〇は渡せない。

ちょっ、sy

廉が俺の名前を呼ぼうとしたところで電話を切り、 寝室に行くと、〇〇が驚いた顔をして俺を見た。

紫耀

もしかして、聞いてた?

〇〇

紫耀、今の、本当?

紫耀

本当だよ、俺、小さい頃から〇〇が好きだった。
だから尚更、廉には渡せない。

〇〇

でも私、まだ

紫耀

いいよ、それにまだ別れたわけでもないんでしょ?
でも、そばに居させて?

〇〇

ありがとう、本当に

そういって〇〇はまた眠りについた

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