プルルル
廉
紫耀、〇〇知らん?
紫耀
なんで?
廉
俺のせいで〇〇がいなくなってしまってん、
探してもいなくて、帰ってくると思って待ってても帰って来んし
探してもいなくて、帰ってくると思って待ってても帰って来んし
紫耀
〇〇ならいま、、
〇〇なら今俺の家にいるよと言おうとした時、 電話の向こうで聞こえてきた。
△△
永瀬く〜ん?
酔いも覚めてきたし、
もう少しおしゃべりしてから寝よ?
酔いも覚めてきたし、
もう少しおしゃべりしてから寝よ?
廉
△△さん、ちょっとリビングにいてください
紫耀
なんだ、彼女いんじゃん
廉
いや、今の声は彼女じゃないねん、
紫耀、ほんまにどないしよ
紫耀、ほんまにどないしよ
紫耀
〇〇は俺の家にいる。
俺、やっぱ諦められない。
〇〇は俺がもらうから。
他の女をホイホイ家に入れるような男に〇〇は渡せない。
俺、やっぱ諦められない。
〇〇は俺がもらうから。
他の女をホイホイ家に入れるような男に〇〇は渡せない。
廉
ちょっ、sy
廉が俺の名前を呼ぼうとしたところで電話を切り、 寝室に行くと、〇〇が驚いた顔をして俺を見た。
紫耀
もしかして、聞いてた?
〇〇
紫耀、今の、本当?
紫耀
本当だよ、俺、小さい頃から〇〇が好きだった。
だから尚更、廉には渡せない。
だから尚更、廉には渡せない。
〇〇
でも私、まだ
紫耀
いいよ、それにまだ別れたわけでもないんでしょ?
でも、そばに居させて?
でも、そばに居させて?
〇〇
ありがとう、本当に
そういって〇〇はまた眠りについた