廉side 紫耀からの電話でことの大きさに気づいた。 「帰ってくるかと思って」なんて言ってる暇なかったことも、俺がどれだけデリカシーのないことしてたのかも、やっと気づいた。 今〇〇と紫耀は一つ屋根の下2人っきり。 まずは△△さんのことをどうにかしないと。
廉
△△さん、今日はしょうがないんで泊まってもらっていいです。
そのかわり、これから俺に関わらないでください。
そのかわり、これから俺に関わらないでください。
△△
何言ってんの?
最近共演回数も多いし、関わらないなんて無理に決まってんじゃん
最近共演回数も多いし、関わらないなんて無理に決まってんじゃん
廉
仕事は仕方ないんで、、プライベートではもう関わらないでください。
俺、どんだけ△△さんに色目使われたり、体押し付けられたり、香水たくさんつけたりされても、なんとも思わないんすよ
俺、どんだけ△△さんに色目使われたり、体押し付けられたり、香水たくさんつけたりされても、なんとも思わないんすよ
△△
っ、は?
廉
俺の中で一番はやっぱり〇〇やから
△△
意味わかんない!なんであんな地味女がいいわけ?
廉
それ以上言ったら泊らせないで追い出しますよ、
△△
あっそ、好きにすれば?
泊まるなんてこっちから願い下げよ!
泊まるなんてこっちから願い下げよ!
そう言って△△さんはマネージャーに連絡をして、なんとか部屋を取り、次の日の仕事に影響もなく、いつも通りの日常を過ごしたという。 それから2日後、△△さんのことも、仕事も落ち着いて、少し時間が取れた日、〇〇を迎えに行こうと考えてた頃、事件は起きた。
〇〇side あれから2日後、紫耀はいつも通りに接してくれて、私の気持ちも落ち着いてきた。 夜ご飯の買い出しに近くのスーパーに行こうとした時、△△さんが私を見つめ、怖い顔をしながら近づいてきた。
△△
あなたよね?永瀬くんの彼女
〇〇
いや、もう関係ないんで、
△△
あんたのせいで私が振られたのよ?
〇〇
え、、?
△△
絶対許さないから!
紫耀
〇〇?
〇〇
紫耀!か、かえろ!
△△
また後でね?
また後で? どういう意味だろうと考えたけど、紫耀に心配かけたくなかったから、考えるのをやめた。