!ATTENTION ‽.この物語は、実際の国や人物とは一切関係ありません。 ‽.政治的、挑発等の意図は一切ありません。 ‽.エスニックジョーク、又はブラックジョーク等が含まれています。 ‽.ショッキングだったり、グロテスクな表現等が含まれています。 ‽.オメガバースの要素が含まれています。 ‽.無理して最後まで見ないでください。任意のタイミングでブラウザバックを推奨します。 ‽.読了後のクレーム等は一切受け付けていません。 以上のことを理解したうえ、お読みください。
イタリア王国
ぼやーっと、 なんとなくテレビの画面を見ながら、 ひょんなことを考える。
最近、嫌な感じがしてならない。
すっごく抽象的だけど、....なんか、嫌な感じがする。 周りの空気がドロドロしているような、 イオを差し置いて、何か重大なことが起こっているような
イオを差し置いて、 皆が離れて行っているような
....そんな感じがするの。
イタリア王国
だから、何も起こらないことを祈って、 ただ祈って、毎日を過ごす。
イタリア王国
イタリア王国
大日本帝国
天井を眺めてぼーっとする。 賢者タイムだ。
下に視線を落とすと、びくびく身体を震わせながら頑張って息をしているイギリスが目に入る。 お遊び程度に肩をデコピンしてみると、わかりやすく強く身体を震わせるので少し面白い
イギリスと✘ッた。 恋人だから当たり前だろう。 ....まァ、 俺の性欲の発散が主な理由で、 殆ど無理やりに近かった訳だけど。
こんなに✘ッても俺の欲はまだ晴れなかった。 逆に、中途半端に残っちゃってすげぇモヤモヤする だけどイギリスともう一回戦するのもなんかヤだな.....
どうするか考えていたところ、ふと、脳内にアメリカの顔がチラついた。
大日本帝国
俺が何を考えたかは言うまでもない。 俺はイギリスを差し置いて、自分の下半身を処理して身支度を始めた。
イギリス
大日本帝国
身支度も終わりに近づいてきた頃、 イギリスが俺の服を掴んできた(まぁ、殆ど力はなかったけど)
イギリス
イギリス
息を荒くしつつも、真剣なまなざしでイギリスは俺を見つめる。
イギリス
イギリス
イギリス
っは、と一旦言葉を止めてから、イギリスは続ける。
イギリス
今のイギリスは、間違いなく、 「親ガチャ成功」 の、イギリスだろう。 みんなが思い描くような、すごくイイ父親に、イギリスは成っていた。
子供の為に、...自分を差し置いて、愛する息子の為に頑張るその姿。
大日本帝国
俺は黙って、スマホのある画面をイギリスに見せた。
イギリスは最初、 「急に何?」 ...とでもいいたげな表情で画面を見ていたが、 ...その顔は、すぐに絶望顔へと代わった。
そこには、「誰か」が拡散した、 ”ナチスとソビエトがツガイになったコト” ...について、書かれていた。
イギリス
イギリス
別にナチスとソビエトがツガイになったって、イギリスにはなんのデメリットもない。
だけど、
大日本帝国
大日本帝国
大日本帝国
イギリスにとって、 「アメリカに訪れる絶望」 は、 「自分自身に訪れる死」 と同等に、感じられるのだ。
イギリス
イギリス
イギリスにはどうするすべもなかった。
アメリカはΩであるが、自身は「α」と自称している。 ソ連もΩであるが、これもアメリカと同様「α」と自称している。 そしてアメリカがαであると信じていたソ連はアメリカとツガイになることで幸せになれると思っていた。 また、アメリカはソ連が好きだし、ソ連はαだと信じていたので、 アメリカもソ連とツガイになることを希望していた。 イギリスもまた、「息子に幸せになって欲しい」が為に、 全力で、アメリカとソ連が結ばれることを望んでいただろう。
だけど、イギリスの願いは、全て「すれ違い」の産物であった。
実際、ソ連はナチスとツガイになってしまった訳だし アメリカとソ連の両想いが成立することは0に等しくなってしまった。
イギリス
イギリスは初めて神を呪った。
イギリス
大日本帝国
大日本帝国
大日本帝国
大日本帝国
大日本帝国
大日本帝国
イギリス
大日本帝国
イギリス
イギリス
イギリスがふいにそう呟くと、 急に周りの空気が冷えた。 思わず日帝の方を向くと、
それはそれは、軽蔑した目で 日帝は、イギリスを見下ろしていた。
イギリス
思考回路を巡らせる。 私が今まで、こんなに日帝さんを怒らせるようなことをしたか? えっと、.......
イギリス
大日本帝国
大日本帝国
大日本帝国
日帝は、無邪気に笑いながら、 部屋を出て行った。
イギリス
イギリス
イギリスはそのまま泣き崩れた。
完敗。
逆に、誰がこのイカれ野郎に勝てただろうか?
特に軍事力も頭脳も際立って買ってるわけじゃないし、ボッチだし。 普通に戦ったらイギリスが勝つはずなのに
愛は人を狂わせる。
日帝の行動は、全て 「好きなことをする、好きなものを見る」 「幸せな時間を送るため」の 行動に過ぎなかったんだと悟った。
イギリス
イギリス
イギリス
イギリス
根から腐って狂ってるヤツに 勝てるわけなかった。
イギリスは、震える手で、自身のスマホを手に取った。 そして、決してスムーズとは言えない手つきで、アメリカに電話をかけた。
日帝の行く先は、もう判り切っていた。
イギリス
イギリス
イギリス
そうしないと....? どうなるかって? 言葉が、出なかった。
イギリス
言葉が出なかった”空白”を 震える声で付け足して、 電話を切った。
コメント
6件
うわぁ……鳥肌たった…… ナチ、フランス56しちまったか……
ほんとにどうしてこんな目に、、、 イギリス、、お前はほんとにいい父親だよ、、、愛は本当に人を狂わせるんだね、、 心が痛む、、でも面白いし続きが気になるから読む!! とりあえずアメリカにげろおおおお!!
ぁ…ぁああ…もうおしまいだぁ… 私のナチイタもアメソも全て壊れちまった…どうしてこんな目に…