愛華《あいか》
何も無いなら私の事、応援してくれる?
怜莉《さとり》
えっ?応援?
愛華《あいか》
そう!怜莉さんと聡くんって仲良いじゃん?
愛華《あいか》
私さー聡くんに気に入って貰えるようにしてるんだけど
愛華《あいか》
目線は怜莉さんなんだよね〜
愛華《あいか》
例えだけど、怜莉さんと聡くんが喋ってたら私を呼ぶ
愛華《あいか》
……とかっ?
愛華《あいか》
あっ、あと私と聡くんを誘ってからドタキャンして
愛華《あいか》
私と聡くんを二人きりにするとか!
愛華《あいか》
ねっ?いいでしょ?
愛華《あいか》
だって、何も無いんだよね?
愛華《あいか》
なら私のことをおうえ…
怜莉《さとり》
(心の中はなんて腐りきっているんだ?)
怜莉《さとり》
(好きな人と繋がりたいからって私を利用する)
怜莉《さとり》
(やっぱり、みんなそうだ。心の中を見て良い奴なんて
聡含め家族だけだし)
聡含め家族だけだし)
怜莉《さとり》
(この際キッパリと言おう)
愛華《あいか》
でさ〜…
怜莉《さとり》
あのさ
愛華《あいか》
んー?どうしたの?
怜莉《さとり》
さっきからさ私が黙っていれはペチャクチャペチャクチャ……
怜莉《さとり》
『うるさいんだけど』
怜莉《さとり》
好きな人と喋りたいから、付き合いたいから私にかかってきた
怜莉《さとり》
自分勝手すぎんだよ
怜莉《さとり》
別に、あんたと聡が付き合おうが何しようが別にいいよ
怜莉《さとり》
それなら自分の力でいけよ
怜莉《さとり》
っま、こんなことする卑怯女とは付き合わないだろーねw
怜莉《さとり》
私が言いたいのはね
怜莉《さとり》
《好きな人が欲しければ自分の力でいけよ》
怜莉《さとり》
って言いたいわけ。
怜莉《さとり》
じゃ、
ガラガラガチャン
愛華《あいか》
……何なのあいつ……聡くんを取られたくないからったて……
愛華《あいか》
あっ、そーだ♡
愛華《あいか》
いいこと考えた〜!