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ずっと君の近くで

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ずっと君の近くで

3 - ずっと君の近くで

♥

12

2020年08月11日

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…………

美味しかった!

涼真

だな!

喜んで貰えて良かったわ~!

また呼んでくださいね!

もちろんよ!

その時

「~でね?~だったんですよ!」

「わはははは!」

テレビの声が聞こえてきた

あ~!これ好きなテレビ番組だ!

涼真

あぁ、晴れトークか?

うん!

涼真

面白いよな

毎週欠かさず見てるの!

桜はそう言いながら、ソファに座りテレビを見始めた

涼真

よし、風呂でも入るか…

裸で出てこないでよね~

涼真

分かってるよ!

ごめんごめん(笑)

…………

涼真

あぁ~、さっぱりした!

おっ、おかえり!

涼真

まだ帰ってなかったのか?

涼真

もう暗いぞ?

涼真がいるし~

涼真

つまり、送っていけと

正解!

涼真

風呂入る前に言ってくれよ~…

あ、そっか。お風呂入っちゃったんだ

じゃあ良いよ!一人で帰るよ!

涼真

それは危ないからダメだ!

俺は必死になってしまった

おぉ、そんなに必死になってくれるんだ?

涼真

(好きな奴を夜道1人で歩かせるかよ…)

涼真

よし、これ以上遅くなってダメだし…

涼真

もう帰るぞ

でも晴れトークが~…

名残惜しそうな桜の腕を引っ張って玄関へ行った

もう!晴れトーク見たかったのに!

涼真

暗くなると危ないだろ

そうだけど~…

涼真

…なぁ

なに?

涼真

今日学校で言ってた好きな人って…

涼真

誰なんだ?

気になるの?

桜はニヤリと口角を釣り上げた

涼真

別に…

気になるんでしょ~?

桜が俺の周りをちょこちょこと走り回る

涼真

あ~もう!気になるよ!

涼真

認めれば良いんだろ!

ふ~ん、そっかぁ

相変わらず桜はニヤニヤしている

まぁ、教えないけどね!

涼真

言わないのかよ!

思わずツッコんでしまった

ナイスツッコミ!

涼真

はいはい…

涼真

(桜の好きな人…)

涼真

(俺だったら良いのにな)

涼真

(って!何考えてんだ俺…)

桜の家の前

今日はありがとね!

涼真

おう!また呼んでやるよ

やったぁ!

じゃあ、また明日ね!

涼真

またな~

次の日

涼真

(今日は桜いないな…休みか?)

だよね~!

うんうん

涼真

(桜の声?)

俺は声のする方へ進んで行った

あはは、面白すぎ(笑)

涼真

(誰と話してんだ?)

先輩

そんなに笑ってくれると嬉しいよ

涼真

(あれは、サッカー部の部長…)

涼真

(そういえば、桜の事が好きとか噂があるやつだったよな…)

あ、先輩!

先輩

なんだ?

勉強教えて貰えませんか?

先輩

あぁ、もちろん

やった!ありがとうございます!

先輩は桜の頭を撫でた

涼真

(なっ…!)

涼真

(桜も満更では無さそうだし…何なんだよ!)

教室

涼真

(桜の好きな人ってアイツなのか?)

涼真

(意味わかんねぇ…)

涼真

(でも、桜が選んだ奴なら良い奴なんだろうけど…)

涼真~

涼真

(もしかして…付き合ってんのか?)

涼真~?

涼真

(俺じゃダメなのか?)

涼真!

涼真

あ?なんだ律か…

さっきから呼んでだだろ!

てか、「なんだ律か…」って残念そうに言うな!

涼真

あぁ、すまん

何かあったのか?

涼真

大したことじゃないけどな…

言ってみろよ~

涼真

実はな…

あ、先輩!

涼真

(先輩?)

桜の方を見ると、朝の先輩が立っている

先輩

桜、ちょっと来てくれる?

はい、分かりました!

2人は楽しそうに話しながら歩いていった

涼真

…………

俺は目で追ってしまった

涼真~?

律が俺の目の前で手をふっている

どした~?

涼真

あ、ちょっとな…

ふ~ん、そっか

ところでさ!

そこから律が何か話していたが、桜のことが気になって頭に入らなかった

帰り道

また、桜はいない

涼真

(あいつ、どこ行ったんだ?)

涼真

(また…先輩か?)

あ、いた!涼真~!

涼真

桜!

後ろから桜が走ってくる

涼真!聞いて!

涼真

なんだ、嬉しそうだな

うん!そうなの!

私ね!

「彼氏できちゃった──!」

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