蓮
私「そうじゃないわ。今までだって何度でも預言から外れてるのよ。
ヴァン師匠のこともそうだったし、アニスが誘拐されたときも……」
ルーク「そうだっけ?」
私「忘れたの!? みんな覚えてるわよ。
ヴァン師匠を倒せなかったことより、 アニスを助けられなかったことを悔やんでいたでしょう?」
ルーク「ああ……。そういえばそうかもしんねぇ」
私「だから、きっと大丈夫! 預言なんか当てにならないんだから! これからどうするか考えましょう」
ガイ「しかし、このままじゃ世界中が危なくなるぞ」
私「ええ、それはわかっているけど……。何か方法はないかしら?」
ジェイド「とりあえず、マルクト帝国へ行ってみましょう。
そこにいる皇帝陛下に相談してみるしかないですね」
ナタリア「まあ、お父様がいらっしゃいますのね。久しぶりですわ」
私「そうよね……。ナタリアのお母さまだもんね」
ルーク「げぇ~、あのおっさんに会うのかぁ」
ルーク「何だか面倒臭そうだな……」
アニエス「仕方ありませんわ。導師様のお言葉に逆らうことなど出来ませんし」
ルーク「ふんっ!お前らみんな、死んじまえばいいんだ!!」
ルーク「俺はこんなところ出ていくぞ!!じゃあな!」
ヴァン「待て!どこへ行く気だ!?」
ルーク「うるせーな!あんたたちについてくなんて言ってねーぜ!」
ヴァン師匠のこともそうだったし、アニスが誘拐されたときも……」
ルーク「そうだっけ?」
私「忘れたの!? みんな覚えてるわよ。
ヴァン師匠を倒せなかったことより、 アニスを助けられなかったことを悔やんでいたでしょう?」
ルーク「ああ……。そういえばそうかもしんねぇ」
私「だから、きっと大丈夫! 預言なんか当てにならないんだから! これからどうするか考えましょう」
ガイ「しかし、このままじゃ世界中が危なくなるぞ」
私「ええ、それはわかっているけど……。何か方法はないかしら?」
ジェイド「とりあえず、マルクト帝国へ行ってみましょう。
そこにいる皇帝陛下に相談してみるしかないですね」
ナタリア「まあ、お父様がいらっしゃいますのね。久しぶりですわ」
私「そうよね……。ナタリアのお母さまだもんね」
ルーク「げぇ~、あのおっさんに会うのかぁ」
ルーク「何だか面倒臭そうだな……」
アニエス「仕方ありませんわ。導師様のお言葉に逆らうことなど出来ませんし」
ルーク「ふんっ!お前らみんな、死んじまえばいいんだ!!」
ルーク「俺はこんなところ出ていくぞ!!じゃあな!」
ヴァン「待て!どこへ行く気だ!?」
ルーク「うるせーな!あんたたちについてくなんて言ってねーぜ!」
蓮
私「違うと思うよ」
ルーク「じゃあなんで……」
私「それは多分ね…………」
ルーク「なんだよ!言ってくれ!!」
私「自分で考えろ」
ルーク「…………」
私「まぁ、ヒントくらいなら教えよう」
ルーク「ホント!?」
私「うん。
まず、第一にヴァン師匠の存在。あの人は預言書の中で死んでたはずなのに生きてたよね。
第二に、ヴァン師匠の目的は『世界の存続』だった。これは、ルークの誕生と関係してると思わないかい?」
ルーク「関係ってどういうことだよ」
私「世界のために、自分は死ぬ運命にあった。しかし自分の死によって世界に混乱が起きることを憂えたヴァン師匠は、自分がいなくても世界を存続させる方法を編み出したんだ」
ルーク「そんな方法あんのかよっ!!一体どうすればいいんだよ!!!」
私「だから、自分で考えなってば。ちなみに、私の答えはこれだ」
1:ルークの代わりに誰かが犠牲になる
2:ルーク自身が消えてしまう
3:その他 ルーク「3以外あり得ねぇじゃん!俺は消えたくないし!!」
ガイ「まぁそうだけどな……」
アニス「……じゃあ、何で消えたわけ?」
ルーク「だから、それは……。
あれだろ?きっと何か理由があったんだよ。」
ヴァン「ふむ、例えばどういうことだ?」
ルーク「いや、ほら、だってそうだろ? 普通だったら生まれなかったはずの命なんだぜ? それがこうやって生きてるんだ。つまり、運命を変えたってことだよ
ルーク「じゃあなんで……」
私「それは多分ね…………」
ルーク「なんだよ!言ってくれ!!」
私「自分で考えろ」
ルーク「…………」
私「まぁ、ヒントくらいなら教えよう」
ルーク「ホント!?」
私「うん。
まず、第一にヴァン師匠の存在。あの人は預言書の中で死んでたはずなのに生きてたよね。
第二に、ヴァン師匠の目的は『世界の存続』だった。これは、ルークの誕生と関係してると思わないかい?」
ルーク「関係ってどういうことだよ」
私「世界のために、自分は死ぬ運命にあった。しかし自分の死によって世界に混乱が起きることを憂えたヴァン師匠は、自分がいなくても世界を存続させる方法を編み出したんだ」
ルーク「そんな方法あんのかよっ!!一体どうすればいいんだよ!!!」
私「だから、自分で考えなってば。ちなみに、私の答えはこれだ」
1:ルークの代わりに誰かが犠牲になる
2:ルーク自身が消えてしまう
3:その他 ルーク「3以外あり得ねぇじゃん!俺は消えたくないし!!」
ガイ「まぁそうだけどな……」
アニス「……じゃあ、何で消えたわけ?」
ルーク「だから、それは……。
あれだろ?きっと何か理由があったんだよ。」
ヴァン「ふむ、例えばどういうことだ?」
ルーク「いや、ほら、だってそうだろ? 普通だったら生まれなかったはずの命なんだぜ? それがこうやって生きてるんだ。つまり、運命を変えたってことだよ
蓮
私「それは違うわ。ヴァンが導師になっていなければ、まだ予言どおりだったでしょうね。
だけど彼はルークの存在を予測してたし、レプリカという存在も知っていた」
ガイ「ああ、そうだな」
私「それに、レプリカだからといって悪いことばかりじゃないと思うけど?」
ルーク「どういう意味だよ!?」
私「だって、レプリカのおかげで助かる命もあるわけだし」
ナタリア「そうですわ。ルーク様がいらっしゃらなかったら、お父さまも救えなかったのですもの」
私「それに、もしレプリカじゃなかったとしても、 世界を救う為にがんばっている人が居たら応援するんじゃない? まあ、アッシュみたいな屑だったら話は別だけどね~」
ルーク「そうだな……」
ガイ「しかし、どうすればいいんだ?」
アニス「あたしたちだって、ルーク様の為に何かしたいですよぅ」
ヴァン「このままでは、我らの祖国マルクト帝国は滅亡してしまう」
ジェイド「やはり、我々の手でなんとかしないといけませんねぇ」
ナタリア「でも、どうやって?この世界の人々を助けるなんて無理ですわ」
アニス「そうだよ。チーグルの森みたいに魔獣を全部倒せばいいわけじゃないもん」
ジェイド「いえ、方法はありますよ。あなたたちが協力してくれればの話ですけどね」
ルーク「俺たちが?なんなんだそれは!?」
ジェイド「まずは、神託の盾騎士団六神将の一人『死神ディスト』についてお話しましょう」
【ND2007 神託の盾騎士団主席総長死亡 新主席として、『死神ディスト』就任】
【ND2008 神託の盾騎士団所属シンク入団 史上最年少騎士となる】
【ND2009 神託の盾騎士団所属タルタロス襲撃により全滅】
【ND2010 神託の盾騎士団所属アリエッタ入団 最年少騎士となる】
【ND2011 神託の盾騎士団所属リグレット入団 最年少騎士となる】
【ND2012 神託の盾騎士団所属ディスト着任 同時に主席副団長アリエッタが魔獣の森へ赴く 彼女は森の奥深くにて魔獣を操る不思議な力を持つ少女と出会う やがて二人は恋に落ちた】
【ND2013 六神将の一人ラルゴ死亡 リグレットが第6師団師団長となる これにより、ヴァン総長直属部隊が解散され 第5師団はアッシュの下に再編された】
【ND2014 導師イオン死去 グランツ謡将によりクーデター発生 モース率いる教団主力部隊はこれを鎮圧する この時より謡将は正式に元帥の称号を得る この混乱を機に、マルクト帝国皇帝ピオニー九世が崩御し 長男マルクトは新帝として即位する これを機に、旧体制派は姿を消してゆく】
【ND2015 魔物の大群によるケテルブルグ襲撃 これを撃退したのち、シンクの消息がわからなくなる
だけど彼はルークの存在を予測してたし、レプリカという存在も知っていた」
ガイ「ああ、そうだな」
私「それに、レプリカだからといって悪いことばかりじゃないと思うけど?」
ルーク「どういう意味だよ!?」
私「だって、レプリカのおかげで助かる命もあるわけだし」
ナタリア「そうですわ。ルーク様がいらっしゃらなかったら、お父さまも救えなかったのですもの」
私「それに、もしレプリカじゃなかったとしても、 世界を救う為にがんばっている人が居たら応援するんじゃない? まあ、アッシュみたいな屑だったら話は別だけどね~」
ルーク「そうだな……」
ガイ「しかし、どうすればいいんだ?」
アニス「あたしたちだって、ルーク様の為に何かしたいですよぅ」
ヴァン「このままでは、我らの祖国マルクト帝国は滅亡してしまう」
ジェイド「やはり、我々の手でなんとかしないといけませんねぇ」
ナタリア「でも、どうやって?この世界の人々を助けるなんて無理ですわ」
アニス「そうだよ。チーグルの森みたいに魔獣を全部倒せばいいわけじゃないもん」
ジェイド「いえ、方法はありますよ。あなたたちが協力してくれればの話ですけどね」
ルーク「俺たちが?なんなんだそれは!?」
ジェイド「まずは、神託の盾騎士団六神将の一人『死神ディスト』についてお話しましょう」
【ND2007 神託の盾騎士団主席総長死亡 新主席として、『死神ディスト』就任】
【ND2008 神託の盾騎士団所属シンク入団 史上最年少騎士となる】
【ND2009 神託の盾騎士団所属タルタロス襲撃により全滅】
【ND2010 神託の盾騎士団所属アリエッタ入団 最年少騎士となる】
【ND2011 神託の盾騎士団所属リグレット入団 最年少騎士となる】
【ND2012 神託の盾騎士団所属ディスト着任 同時に主席副団長アリエッタが魔獣の森へ赴く 彼女は森の奥深くにて魔獣を操る不思議な力を持つ少女と出会う やがて二人は恋に落ちた】
【ND2013 六神将の一人ラルゴ死亡 リグレットが第6師団師団長となる これにより、ヴァン総長直属部隊が解散され 第5師団はアッシュの下に再編された】
【ND2014 導師イオン死去 グランツ謡将によりクーデター発生 モース率いる教団主力部隊はこれを鎮圧する この時より謡将は正式に元帥の称号を得る この混乱を機に、マルクト帝国皇帝ピオニー九世が崩御し 長男マルクトは新帝として即位する これを機に、旧体制派は姿を消してゆく】
【ND2015 魔物の大群によるケテルブルグ襲撃 これを撃退したのち、シンクの消息がわからなくなる
蓮
私「いや、そうとは限らないと思うけど……」
ルーク「どう違うんだよ!?」
私「……」
ヴァンデスデルカー・ヴァンデグリフが生きていたこと自体が預言になかったんだし。
それに、今までにも何度か預言から外れてるわけだしね。
ルーク「俺は生まれてこなければよかったっていうのか!!」
私「そんな事言ってないだろ!」
ルーク「同じじゃねえか!!だったらなんで生まれてきたんだよ! 最初からいなかったことにすればいいんじゃねぇのかっ!!」
私「お前、本気で言ってんのか」
ルーク「だってそうだろ!そうすりゃ誰も死なずに済んだんだ!みんな生きられたんだ! 母上も父上も師匠もアニスもガイもアニスもナタリアもミュウもアリエッタもラルゴもリグレット先生もシンクもタルタロスにいた人たちもロニール雪山であった人達もシェリダンの皆もバチカルの町の人もフローリアン博士もエルドラントに行った奴らも……」
ルーク「全部俺のせいで死んだんじゃねえか!!」
ルーク「俺は一体何なんだ!?」
ルーク「ただの偽物なのか!?」
ティア「違うわ!あなたは本物のルークよ!」
ティア「だって私たちがこうして生きてるのは、あなたがいたおかげじゃない」
ティア「それにヴァンとも約束したでしょう? あいつを倒すって。だからそんな悲しいこと言わないで……」
ルーク「じゃあどうすればいいんだよ!!このまま黙って見てればいいのか!?」
ルーク「何もせずに、消えていくのを見ていろっていうのかよぉっ!!!」
ティア「それは……」
ルーク「あああっ、く
ルーク「どう違うんだよ!?」
私「……」
ヴァンデスデルカー・ヴァンデグリフが生きていたこと自体が預言になかったんだし。
それに、今までにも何度か預言から外れてるわけだしね。
ルーク「俺は生まれてこなければよかったっていうのか!!」
私「そんな事言ってないだろ!」
ルーク「同じじゃねえか!!だったらなんで生まれてきたんだよ! 最初からいなかったことにすればいいんじゃねぇのかっ!!」
私「お前、本気で言ってんのか」
ルーク「だってそうだろ!そうすりゃ誰も死なずに済んだんだ!みんな生きられたんだ! 母上も父上も師匠もアニスもガイもアニスもナタリアもミュウもアリエッタもラルゴもリグレット先生もシンクもタルタロスにいた人たちもロニール雪山であった人達もシェリダンの皆もバチカルの町の人もフローリアン博士もエルドラントに行った奴らも……」
ルーク「全部俺のせいで死んだんじゃねえか!!」
ルーク「俺は一体何なんだ!?」
ルーク「ただの偽物なのか!?」
ティア「違うわ!あなたは本物のルークよ!」
ティア「だって私たちがこうして生きてるのは、あなたがいたおかげじゃない」
ティア「それにヴァンとも約束したでしょう? あいつを倒すって。だからそんな悲しいこと言わないで……」
ルーク「じゃあどうすればいいんだよ!!このまま黙って見てればいいのか!?」
ルーク「何もせずに、消えていくのを見ていろっていうのかよぉっ!!!」
ティア「それは……」
ルーク「あああっ、く
蓮
私「そういえば、ヴァン師匠の予言にもレプリカが出てくるわね」
アニス「そっか~。あたしたちがオリジナルを知らないんだもんねぇ」
ガイ「じゃあ、俺たちは預言どおりにならないように行動すればいいってことなのか?」
ナタリア「では、ルーク様は生きていられるということですか!?」
ジェニス「それは分からない……」
ルーク「俺は死なねえ!絶対死ぬわけがない!!」
私「……ルーク、あんたさっき自分が死んだと思ったときどう思ったの?」
ルーク「そりゃ怖かったぜ!だから、死んでたまるかって気合入れたら意識がなくなったんだよ」
私「それが、ルークが死んだという証拠じゃないの?」
ルーク「……」
アスター「しかし、預言が当たるとすれば……。やはり我々マルクト軍は、 神託の盾騎士団としての行動を取らざるを得なくなります」
ジェイド「神託の盾騎士団は、もともとそのために作られた組織ですからねぇ」
アリエッタ「そんなぁ……。戦争なんてイヤですぅ……」
ジェイド「まあまあ、そう落ち込まないでください。私たちだって好きでこんな姿になったわけじゃありませんし」
ガイ「…………」
アニス「大佐~そんなこと言ってる場合じゃないですよぅ」
ナタリア「ルーク様がお生まれになったのは確かですわね。マルクト帝国では、マルクト皇帝陛下のお子さまとして認知されております。マルクト皇帝陛下の御孫にあたるルーク様は、やはり本物の皇子様なのですわ」
アリエッタ「そうなんですかぁ?だったら、なんの問題もないですねっ」
ジェイド「ふむ。そういうことになりますかね」
ルーク「どういうことだ!?」
ジェイド「つまり、預言にあった【大いなる実りの時】というのは、マルクト皇帝陛下の孫に当たる方が即位なさることでしょう。それがルークさんということなのです」
ルーク「俺は偽物なんだぞ!それに、まだ生まれてもない未来のことなんてわかるわけ……」
ガイ「いや、そうじゃないと思うぜ」
ルーク「どういう事だよ!?」
ナタリア「私たちは、今まで何度も危機に直面してきましたわね」
アニス「うん。ヴァン師匠とか、ヴァン師匠とか、ヴァン師匠とか」
ジェイド「そしてその都度、ルークが解決してきたんですよ」
ナタリア「もし、私たちが予言どおり死んでしまったら、マルクト軍は
アニス「そっか~。あたしたちがオリジナルを知らないんだもんねぇ」
ガイ「じゃあ、俺たちは預言どおりにならないように行動すればいいってことなのか?」
ナタリア「では、ルーク様は生きていられるということですか!?」
ジェニス「それは分からない……」
ルーク「俺は死なねえ!絶対死ぬわけがない!!」
私「……ルーク、あんたさっき自分が死んだと思ったときどう思ったの?」
ルーク「そりゃ怖かったぜ!だから、死んでたまるかって気合入れたら意識がなくなったんだよ」
私「それが、ルークが死んだという証拠じゃないの?」
ルーク「……」
アスター「しかし、預言が当たるとすれば……。やはり我々マルクト軍は、 神託の盾騎士団としての行動を取らざるを得なくなります」
ジェイド「神託の盾騎士団は、もともとそのために作られた組織ですからねぇ」
アリエッタ「そんなぁ……。戦争なんてイヤですぅ……」
ジェイド「まあまあ、そう落ち込まないでください。私たちだって好きでこんな姿になったわけじゃありませんし」
ガイ「…………」
アニス「大佐~そんなこと言ってる場合じゃないですよぅ」
ナタリア「ルーク様がお生まれになったのは確かですわね。マルクト帝国では、マルクト皇帝陛下のお子さまとして認知されております。マルクト皇帝陛下の御孫にあたるルーク様は、やはり本物の皇子様なのですわ」
アリエッタ「そうなんですかぁ?だったら、なんの問題もないですねっ」
ジェイド「ふむ。そういうことになりますかね」
ルーク「どういうことだ!?」
ジェイド「つまり、預言にあった【大いなる実りの時】というのは、マルクト皇帝陛下の孫に当たる方が即位なさることでしょう。それがルークさんということなのです」
ルーク「俺は偽物なんだぞ!それに、まだ生まれてもない未来のことなんてわかるわけ……」
ガイ「いや、そうじゃないと思うぜ」
ルーク「どういう事だよ!?」
ナタリア「私たちは、今まで何度も危機に直面してきましたわね」
アニス「うん。ヴァン師匠とか、ヴァン師匠とか、ヴァン師匠とか」
ジェイド「そしてその都度、ルークが解決してきたんですよ」
ナタリア「もし、私たちが予言どおり死んでしまったら、マルクト軍は
蓮
私「そう考えるのが自然かもね。あと、ヴァンが『聖なる焔の光』と呼んでいたことも忘れちゃダメだよ」
ナタリア「どういうことなのでしょう……」
私「さあねぇ~。ただ、これでルークがアッシュだという説は否定されたわけだけど」
ガイ「おいおい、まだ完全には消えてないだろう」
私「そうだよねぇ~」
アニス「それにしても、あの偽者はどこに行ったんだろー」
ルーク「……」
私「そういえば、ルークは何でアッシュのこと偽者呼ばわりするの?本物のルークじゃないことは確かだと思うけど、あれだってルークじゃん」
ルーク「俺はあいつみたいになりたくなかったんだよ。だから、ずっと頑張ってきたし、努力してきた」
ジェイド「それは立派ですね。では、なぜあなたはその頑張りを放棄したのです?」
ルーク「放棄なんてしてねえ!全部ちゃんと考えて出した結論だった。なのにみんなが責めたじゃないか!!」
ジェイド「何を言っているんです。誰も責めたりなんかしていないでしょう」
ルーク「嘘つけ!あんたら全員、俺のことを蔑むような目つきをしてたじゃないか!!」
ガイ「いや、そんなことは……」
ルーク「俺は生まれてきてはならなかった存在なのか!?」
ジェイド「いえ、そういうわけでは……」
アニス「大佐ぁ~どうしちゃったんですぅ?らしくないですよぉ」
ナタリア「そうですわ。今までだって何度失敗したって私たちは前に進みましたわ」
ルーク「……」
ルーク「そうだな。俺は生まれてこなければよかったなんて思ったことはないぜ」
ルーク「俺が生まれてきたことに意味があるんだって信じてる」
ルーク「だから俺は、自分がここにいる意味を知りたいんだ」
ルーク「そして自分に出来ることをしたい。自分の居場所を見つけたい」
ルーク「みんなと一緒にいたいんだ。そのためにも……」
ルーク「こんなところで足踏みしてる場合じゃないんだよ」
ルーク「ヴァン師匠に会えば、何か分かるかも知れないしな」
ルーク「それに、もし本当に預言通りに世界が崩れるとしたら……」
ルーク「俺たちにしか止められないと思う」
ルーク「それがたとえどんな結果になっても、受け入れよう」
ルーク「それが運命なんだろ?」
ジェイド「ふっ、やっといい顔になりましたね。さすが私の教え子だ」
ルーク「へへん、まあな。もっと褒めてくれてもいいぞ」
ジェイド「はいはい、偉いですね
ナタリア「どういうことなのでしょう……」
私「さあねぇ~。ただ、これでルークがアッシュだという説は否定されたわけだけど」
ガイ「おいおい、まだ完全には消えてないだろう」
私「そうだよねぇ~」
アニス「それにしても、あの偽者はどこに行ったんだろー」
ルーク「……」
私「そういえば、ルークは何でアッシュのこと偽者呼ばわりするの?本物のルークじゃないことは確かだと思うけど、あれだってルークじゃん」
ルーク「俺はあいつみたいになりたくなかったんだよ。だから、ずっと頑張ってきたし、努力してきた」
ジェイド「それは立派ですね。では、なぜあなたはその頑張りを放棄したのです?」
ルーク「放棄なんてしてねえ!全部ちゃんと考えて出した結論だった。なのにみんなが責めたじゃないか!!」
ジェイド「何を言っているんです。誰も責めたりなんかしていないでしょう」
ルーク「嘘つけ!あんたら全員、俺のことを蔑むような目つきをしてたじゃないか!!」
ガイ「いや、そんなことは……」
ルーク「俺は生まれてきてはならなかった存在なのか!?」
ジェイド「いえ、そういうわけでは……」
アニス「大佐ぁ~どうしちゃったんですぅ?らしくないですよぉ」
ナタリア「そうですわ。今までだって何度失敗したって私たちは前に進みましたわ」
ルーク「……」
ルーク「そうだな。俺は生まれてこなければよかったなんて思ったことはないぜ」
ルーク「俺が生まれてきたことに意味があるんだって信じてる」
ルーク「だから俺は、自分がここにいる意味を知りたいんだ」
ルーク「そして自分に出来ることをしたい。自分の居場所を見つけたい」
ルーク「みんなと一緒にいたいんだ。そのためにも……」
ルーク「こんなところで足踏みしてる場合じゃないんだよ」
ルーク「ヴァン師匠に会えば、何か分かるかも知れないしな」
ルーク「それに、もし本当に預言通りに世界が崩れるとしたら……」
ルーク「俺たちにしか止められないと思う」
ルーク「それがたとえどんな結果になっても、受け入れよう」
ルーク「それが運命なんだろ?」
ジェイド「ふっ、やっといい顔になりましたね。さすが私の教え子だ」
ルーク「へへん、まあな。もっと褒めてくれてもいいぞ」
ジェイド「はいはい、偉いですね