沙羅
お母さん。私達に隠してる事ない?
お母さん
別に。無いわよ。
沙羅
そう,,,ごめん。
沙羅
後、この前,アルバム見てごめんなさい。
お母さん
もうあの事は忘れて?
やっぱり根に持ってるのかな。
沙羅
うん,,,
2人の話。
沙羅
お母さん怒ってるよね。
由美
だね。
沙羅
どうしよう。
沙羅
私達が怒らせちゃった。
由美
でもさ、お母さんあの事は忘れて。って言ってたじゃん?
由美
やっぱり思い出したくないよね。
沙羅
それはそうだよ。
沙羅
それを私達が思い出させてしまったんだよ。
沙羅
そう言えば、お母さんって、左足にまだ痣が残ってない?
由美
そうなの?
沙羅
うん。
お母さん
あんた達 ちょっと来なさい。
沙羅
はーい。
由美
はーい,,,
沙羅
何?
お母さん
もう、お母さんの小さい時の暴力を振るわれてたって話のことなんだけど言うのを辞めてくれない?
沙羅
うん。
沙羅
今私達もそれを言ってた。
由美
だから。
ごめんなさい。
お母さん
ごめんなさいで済むと思ってんの?
沙羅
え。
由美
えっ?
お母さん
あんた達最近生意気なのよ。
お母さん
何なのよ。私のアルバム見たり,私の気に触ったり。
お母さん
あんた達のした行動が私は気に入らないのよ。
沙羅
だから,謝ってるじゃん。
お母さん
生意気ね。
由美
ちょちょっと。
お母さん
あんたも話の中に入ってくるつもり?
由美
だって,私だって関係あるもん。
それから私達はいじめを受けるようになった。
私達がお母さんの気に触るようなことを言わなかったら良かったんだよね?