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夏風 莉帆

ふぅ、、、

夏風 莉帆

ただいま〜

夏風 莉帆

って誰もいないか!

祖母がおいてった手紙を見る

夏風 莉帆

えーっとなになに?

夏風 莉帆

『お母さんを駅まで迎えにいきますもしお腹が空いてたら冷蔵庫のゼリー食べて』

冷蔵庫を開ける

夏風 莉帆

お、葡萄じゃん!!

夏風 莉帆

やったー!

夏風 莉帆

たーべよ!!

夏風 莉帆

あ、その前に着替えないとだね

夏風 莉帆

美味しい

一人でゼリーを食べていると

ガチャ

莉帆の祖母

ただいま〜

莉帆のお母さん

ただいま

夏風 莉帆

おかえりなさい!!

夏風 莉帆

お母さん!!

莉帆のお母さん

莉帆!!!

ぎゅう

莉帆のお母さん

ふふっ相変わらずね

夏風 莉帆

莉帆の祖母

さあお昼ご飯食べましょうか!

夏風 莉帆

今日はなにを食べるの?

莉帆の祖母

お母さんが都会から買ってきたしゅうまいよ!

夏風 莉帆

おお!!

莉帆のお母さん

美味しいよ

夏風 莉帆

楽しみ

作者

ここで一つ

作者

しゅうまいを作っているあいだに莉帆について

作者

話したいと思います

作者

莉帆は最初お母さんとお父さんと暮らしていました

作者

都会に

作者

お母さんは幸せな暮らしだったのですが

作者

お父さんが莉帆を嫌っていました

作者

なぜかというと

作者

お母さんを奪われたくなかったのです

作者

産休育休をとったお母さんは

作者

お父さんの予想以上に莉帆につきっきりでした

作者

お父さんはそれをお母さんを莉帆が奪ったと捉え

作者

嫌っていました

作者

殴ったり蹴ったりはしなかったのですが

作者

悪口、差別、無視

作者

そんな事がエスカレートしていきました

作者

そんなある日

作者

莉帆は喘息を患ってしまいました

作者

お母さんはもっともっーと莉帆につきっきりになり

作者

お父さんの怒りは

作者

たまり続けました

作者

そんな時に

作者

お父さんは莉帆を捨てようとしました

作者

でもお母さんに見つかってしまい、

作者

お父さんは全てをお母さんに伝えました

作者

お母さんは俺のものだ

作者

お母さんは引いてしまいましたが

作者

莉帆を守らねばと思い

作者

バラバラに暮らす事を決意します

作者

そして自分の母親

作者

莉帆の祖母に助けを求めました

作者

祖母はすぐに理解し

作者

決意してからたったの二週間で莉帆と離れ離れに暮らしました

作者

莉帆はまだ5歳と幼かったので

作者

眠れぬ夜が沢山ありましたが

作者

母親や祖母の前でこの事で泣いたことはありません

作者

母親は、月に一回会いに行き、

作者

父親はだんだんと元の優しい人になっていきました

作者

でも父親と莉帆は

作者

莉帆が5歳以来

作者

一度も会っていません

夏風 莉帆

お母さん!!

莉帆のお母さん

なあにー?

夏風 莉帆

美味しい!!

夏風 莉帆

このシュウマイ!

莉帆のお母さん

本当?!

莉帆のお母さん

よかったわあ!

夏風 莉帆

次回も楽しみにしているね!!

莉帆のお母さん

何が食べたい?

夏風 莉帆

さっぱり系のおやつがいいな〜

莉帆のお母さん

じゃあ葡萄の何かを買ってきましょうか!

夏風 莉帆

やった!!!

莉帆の祖母

こらこら

莉帆の祖母

食事中に大きな声で話さないの

莉帆のお母さん

はーい

莉帆の祖母

もう(呆れ)

夏風 莉帆

久しぶりにお母さんに会えて

夏風 莉帆

おばあちゃんは嬉しくないの?

莉帆の祖母

嬉しいわよ

莉帆の祖母

でもね、マナーはマナーだからね?

夏風 莉帆

はーい、、(´ ・ω・`)

莉帆のお母さん

ふふ

莉帆のお母さん

変わらないわね〜

莉帆のお母さん

莉帆は

お母さんに頭を撫でられる

夏風 莉帆

(落ち着くな、、、)

夏風 莉帆

てへへ

夏風 莉帆

(なんだろう)

夏風 莉帆

(手大きいな、、、)

夏風 莉帆

(お母さんは大きい方って言ってたっけ)

夏風 莉帆

(さっき班長に掴まれたとき)

夏風 莉帆

(もっと大きかった)

莉帆の祖母

どうしたの?

夏風 莉帆

あ、なんでもない!

莉帆の祖母

恋の悩み〜?

夏風 莉帆

え???

莉帆の祖母

新学期早々カッコイイ子見つけちゃった?(笑)

夏風 莉帆

そんなわけ、、

ふと班長の顔が頭の中に出てきた

莉帆のお母さん

あるわけないに決まっているじゃない

夏風 莉帆

?!

莉帆の祖母

?!

莉帆のお母さん

まだ中学生になったばっかりよ?

莉帆のお母さん

これから勉強もしていかなきゃいけないのに

莉帆のお母さん

恋愛なんかしたら

莉帆のお母さん

成績落ちるに決まっているじゃない

莉帆の祖母

そ、そうだけど

莉帆のお母さん

高校行かないって言うなら

莉帆のお母さん

存分に味わえばいいじゃない

莉帆のお母さん

でもね、貴方の夢の

莉帆のお母さん

教師になれないってことだからね?

莉帆の祖母

そんな強く言わなくても!!

夏風 莉帆

するわけないよ(笑)

夏風 莉帆

ってかカッコイイ子いなかったし(笑)

夏風 莉帆

やっぱり勉強の方が大事だもんね

莉帆の祖母

、、、、、

夏風 莉帆

シュウマイごちそうさま

夏風 莉帆

私は今から明日の準備をするから部屋にいくね

莉帆のお母さん

うん。

莉帆のお母さん

あとで母さんとゲームしようか!

夏風 莉帆

お!いいね!

夏風 莉帆

やろやろ!

莉帆の祖母

、、、、、、

部屋に入る

ベッドにダイブする

夏風 莉帆

、、、、

夏風 莉帆

(もやもやする)

夏風 莉帆

(泣きたい)

夏風 莉帆

(私はもしかしたら班長が好きなのかな)

夏風 莉帆

(わからない)

夏風 莉帆

(どうしたんだろう私)

携帯を取り出して通知を確認する

夏風 莉帆

(あ、、一真からきてた)

夏風 莉帆

(かけなおさなきゃ)

夏風 莉帆

応答なし

応答なし

井上 一真

もしもし?

夏風 莉帆

莉帆です

井上 一真

ああ莉帆どうした?

夏風 莉帆

さっき電話かけてくれたようだけど

夏風 莉帆

どうしたの?

井上 一真

ああ、それ?

井上 一真

奥田と真奈と莉帆と俺で

井上 一真

RAINのグループ作れたらな〜って思って

夏風 莉帆

(なんで真奈が電話してこなかったんだろう?)

夏風 莉帆

いいよ〜

夏風 莉帆

でもどうやって作るの?

井上 一真

明日学校で作ろうかなって思ってる

夏風 莉帆

OK

井上 一真

ありがとう

夏風 莉帆

それだけ?

井上 一真

あ、、うん

夏風 莉帆

じゃあね

井上 一真

うん

井上 一真

じゃあまた明日

夏風 莉帆

よっし!!勝った!!

あれからお母さんとずっとゲームを楽しんでいた

莉帆のお母さん

強いわあ

莉帆のお母さん

すごい

夏風 莉帆

えへへ///

莉帆のお母さん

あら、もう6時30分、、、

夏風 莉帆

帰るの?

莉帆のお母さん

7時15分の特急列車にのるわ

夏風 莉帆

そっか、、、

莉帆のお母さん

また来月来るから

夏風 莉帆

練習しといてね!ゲーム!

莉帆のお母さん

アハハ、そうね

莉帆のお母さん

負けないよう頑張るわ

夏風 莉帆

仕事も頑張ってね

莉帆のお母さん

貴方も勉強がんばりなさいよ!

夏風 莉帆

うん!

ふとゲームの画面を見る

夏風 莉帆

(かずちょん、かけちょん?)

夏風 莉帆

(面白い名前だな)

莉帆のお母さん

あ、ゲームの電源切るわね

夏風 莉帆

あ、大丈夫だよ!

夏風 莉帆

こうパタっとしておくだけで大丈夫!

莉帆のお母さん

そう?

夏風 莉帆

それよりもお母さん!帰る準備しなきゃだよ!

莉帆のお母さん

そうね!

莉帆の祖母

莉帆、お母さんを送っていきなさい

莉帆のお母さん

大丈夫よー暗いもの

夏風 莉帆

いやいや

夏風 莉帆

行きたい!!

莉帆のお母さん

そう、、、

莉帆のお母さん

じゃあ来てもらおうかな!

夏風 莉帆

いえーい!!

夏風 莉帆

ああ、、もう駅についちゃった、、、

莉帆のお母さん

本当ねえ、、、

莉帆のお母さん

じゃあね莉帆

夏風 莉帆

うん!

莉帆のお母さん

何かあったら電話でおしえてね〜

夏風 莉帆

もちろん!!

莉帆のお母さん

薄暗いから気をつけてかえるのよ!

夏風 莉帆

お母さんこそ!

お母さんに手をふる

お母さんは改札を通って見えないところに行ってしまった

夏風 莉帆

(帰るか)

夏風 莉帆

(駅にあるコンビニ、光強いなあ)

夏風 莉帆

(誰かでてくる)

夏風 莉帆

うん?

夏風 莉帆

え?え?

夏風 莉帆

ええええええーーーーーー????

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えっどした?

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