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ソコニイタ

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ソコニイタ

1 - ソコニイタ

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2019年06月25日

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きらり

「ねぇねぇ、昨日の番組見た?あれ面白かったよね」

せいや

「あー!mmだろ?おもしろかったー」

山田

「僕も見たよ!やっぱりYさんおもしろいよね!」

山田

「な?さとし」

さとし

「あ、え、う、うん。」

せいや

「え、なんか反応薄くねーか?w」

きらり

「どうしたの?さとぴー元気ないよ?」

さとし

「いや?そんなことないよ?」

放課後

さとし

はぁ、みんなの話についていけないなぁ。まず僕mm見てないし。。どう反応しろって言うだよ。(心の声

染谷

「あ、さとしくんじゃないか」

染谷

「最近一人で帰ってるけど?どうしてみんなと帰らないんだい?」

さとし

「あ、染谷くん。いやぁ、みんなの話についていけないから、一緒に帰っても、ノリ悪いとか思われそうでいやなんだよね」

染谷くんとは、中学が一緒だっただけで、近くの高校だから帰り道時々会うというような浅い関係だ

きらり

「あー!いたいた!もーう最近さとぴーノリ悪いー!一緒帰ろーよー?」

さとし

「あ、いや、うん、、いいよ」

きらり

「ん?隣の子は?お友達?」

きらり

「こんにちわ〜」

染谷

「あ、どうも、それじゃ僕は。」

染谷

「じゃあね、さとしくん。」

さとし

あ、うん、バイバイ

その日は、きらりちゃんと帰った

次の日、僕は学校を休んだ

その次の日は学校へ行った

学校へ行って、椅子に座ると、椅子がまるでポッキーが折れるかのように簡単に折れ、崩れた

咄嗟のことに体制を崩した僕は床に尻もちを着いた、そのときは一体何が起きたのか想像もつかなかった。

周りを見渡すと、こっちをみてクスクス笑うせいや、山田、そして2人と仲の良い水島千代と櫻井京子がいた

さとし

「痛ったいなぁ、いたずらにしてはやりすぎだよ、なんだよ、今日はついてないや。」

そうやって、ぶつくさと独り言を言いながら、とりあえず気にしてないふりをしていた

その日は他には特に何も無く。半日が終わり。帰宅した

さとし

「あれ、今日は確かに現代文の授業があったのに、教科書がない。落としたのかな?いや、学校に忘れたのかな、明日確認してみよっと」

次の日学校に行って確認すると、落し物箱から現代文の教科書が見つかった

でもそれは、カッターかなにか鋭利な物でズタズタにされている。どう見ても僕のものでは無いと思った

しかし。

裏を見ると。そこには僕の名前が書いてあった

1年2組、鶴永智、と。

全くわからない。せいやか?山田か?それともふたりと仲の良いあの女子のどちらか?

さとし

「いやぁ、考えすぎか。昨日のことだけで決めるのは良くないやね。」

そうやってまた一人でぶつくさといいながら、とりあえずはその教科書を回収して、朝いちのSHRへいった

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