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次の日の放課後 あの子と話すために再度降霊術を行った
来てくれるか少し不安だったが あの子はちゃんと来てくれた
汐月 碧彩
私がそう言うとその子は昨日よりも 口角を上に上げて笑ってくれた
そこからは お互いのことを時間も忘れて話した
お互い似ている部分が多いこともあってか話がとても弾む
私は確信した この子とならきっと友達になれると
汐月 碧彩
少女
汐月 碧彩
少女
汐月 碧彩
汐月 碧彩
少女
その子はまた黙り込んで考え始めた
まさか自分の口から友達になろうなんて言葉が出るなんて思いもしなかった
でもこの子と友達になりたいと 一人も友達がいない私は望んでしまった
しばらくしてその子は返事をくれた
少女
汐月 碧彩
汐月 碧彩
私はその子に何度もお礼を言った
この日私にとって初めての友達が出来た
汐月 碧彩
少女
それから私は すっかり日が傾いていることに気づいた
汐月 碧彩
汐月 碧彩
私はそう言って トイレから去ろうとすると...
少女
何故かその子に呼び止められてしまった
汐月 碧彩
少女
汐月 碧彩
そういうとその子は 私の手の中に何かを乗せた
見てみるとそれは黒色の首輪だった
汐月 碧彩
少女
そう言うとその子は私に首輪を着けた
汐月 碧彩
少女
少女
汐月 碧彩
私は笑みを向けたが 昨日のように自然と笑えない
友達とお揃いのものを 身に着けることは分かる
でも首輪はお揃いで着けるものに 相応しいのだろうか
色々と疑問には思うがこの首輪は この子がわざわざ私にくれた大切なもの
汐月 碧彩
少女
そして私は別れを告げて学校を出た
初めての友達が出来てお揃いのものを貰ったことが私はとても嬉しかった
少女
少女
この呪いの首輪を
コメント
14件
これ歌詞からして、ずっと取れない、首輪かな…
えーやばい、これなんかいいかもぉ,,
今日ちょうど 「愛して愛して愛して」 聴いて観たよ! めっちゃ迫力のある曲で ゾッとした… ももちゃんのお話も 曲に合わさった感じで 良い作品だよ〜!✨