お母さん
私
私
お母さん
私
お母さん
お母さん
次の日
お母さん
お母さん
私
私
私
お母さん
お母さん
次の日
私
私
お父さん
お父さん
私
お父さん
私
私
お父さん
バシィッ!!!
私
私
お父さん
お父さん
私
私
バタンッ!!
私
私
私
プルルルルルル…!!
私
「母さん」
私
このまま出ないでまたかけられたら面倒臭いし今回は出ることにした。
私
おばさん
おばさん
私
私
おばさん
おばさん
私
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
カチッ…つーツーツー
私
私
あ、花屋だ
私
少し気になり入ってみた。
私
私
ふと,外で風にたなびいているお店の旗に目がいった。
私
私
私
私
え、いきなり母が心配になってしまった。
私
私
私は花を買うと病院まで自転車を飛ばした。
私
狭い病室には私の声と機会の音が響いていた。
私
私は直ぐにお母さんの元に駆け寄った。
私
昨日より元気がないし少し痩せて見える。
私
私
私は寄り添うように側で膝立ちした。
そしてお母さんの手を握って話し始めた。
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
お母さんは目を開けない。
私
私
私
私
私は1輪のカーネーションと母の手を握りながら話を続けた。
私
私
私
私
ダメだ。だんだん声が震えて,視界が溶けていく。
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
するとお母さんの手が少し動いた。
私
私
お母さんはそこから動こうとはしなかった。動けないのだろう。
そしたら涙を一粒流して私の手のひらに細い人差し指で
だ
い
す
き
か
あ
さ
ん
も
あ
い
し
て
る
私
私
私
私
私
私
5年後
お母さん
お母さん
私
私
お母さん
お母さん
あれから母さんは元気になった。
お母さん
私
お母さん
お母さん
私
はぁあ
ほんとにもう…
私