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第四十一話 たった一人で戦い続ける者達21
四人は地を踏みしめる
空を見上げれば黒いそこに 光源という光源は見えない
Nakamu
Nakamu
きんとき
きんとき
シャークん
Broooock
Broooock
四人はなんとなく各々移動し始める
周囲にはこれでもかというほど エンダーマンがいた
きりやんの指示通り エンダーマンを倒して
エンダーパールを回収しつつ 四人は中心へと向かった
黒い塔が何本か立っていて
それらの中心と思われる部分に 何か建造物があった
四人はそれに近付いたが
それがなんなのかは よくわからなかった
Nakamu
シャークん
シャークんがある方向を指差したが その方向には何もない
Nakamuは翼を広げて飛んだ
Broooockときんときも ふわりと浮かび上がる
シャークんはそれを見上げた
シャークん
Broooock
Broooockは魔力を操り シャークんを持ち上げた
浮かび上がったシャークんの隣に Nakamuがやってきた
Nakamu
Nakamu
Broooock
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
Nakamu
シャークん
Broooock
行こう、と呟いて
全員は スマイルがいる気配の方へと飛んだ
真っ暗闇の中 何もない空間がずっと広がっている
見えるものは飛んでいる仲間だけだ
その方向が正しいという感覚を 共有している全員は
不安に感じるものなどなかった
しかしなぜかそんな中で そわそわする感覚が全員を襲う
Nakamu
きんとき
Broooock
シャークん
Nakamu
シャークん
シャークん
きんとき
なんて雑談をしながら飛んでいると
黒い空間に 浮かんでいる地面が見えてきた
きんとき
Nakamu
Nakamu
Broooock
シャークん
遠くに建造物が見えたが
残念ながらそちらに スマイルの気配は感じられない
今の最優先事項はスマイルの回収だ
寄り道をしている場合ではない
そうして何度も 似たような建造物を見つけながら
四人は突き進んだ
その先にも同じような建造物があったが 四人はそれを見てここだと確信した
シャークん
きんとき
Broooock
箱みたいな物が建物にくっついていて
それは時折箱を開けて 中からこちらの様子を伺っているようだ
Nakamu
Nakamu
シャークん
四人は船の上に降り立った
すると隣にあった建造物の方から
何か玉のようなものが ふわふわと飛んでくる
Nakamu
Nakamu
それに触れたNakamuは 指先に痛みを感じた
それと同時に手がふわりと浮かんで それに吊られるように体も浮かび上がる
Nakamu
その時頭にその情報が流れ込んできた
これはきりやんの知識だ
Broooock
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
エンダーパールを地面に投げた NakamuはそこにTPし
きんときがNakamuを掴んだ
シャークん
Broooock
シャークんの指示を受けてBroooockは シャークんを浮かび上がらせると
シュルカーに向かって投げ飛ばした
シュルカーはぱかっと箱を開いて シャークんの姿を捉える
投げ飛ばされたシャークんは
開いたシュルカーの隙間に 手を突っ込んだ
右手で中身を掴み 左手で蓋をこじ開ける
バキバキッ――!
蓋が外れて中身が飛び出す
シャークんはそれを握りつぶした
シャークん
きんとき
シャークんは顔を上げた
シャークん
きんとき
きんとき
シャークんはBroooockに手を振ると
ふわりとその体が浮かび上がった
シャークんはにやりと笑って 船に張り付くシュルカーを指差した
シャークん
シャークん
きんとき
きんとき
シャークん
するとシャークんが指差していた シュルカーに
Nakamuが近付いて行った
それの蓋が開くと――
Nakamuはそこに首を突っ込んだ
きんとき
シャークん
慌てたきんときが Nakamuの方へ飛んでいく
シャークんはその場から動けず わたわたと手足を動かしていた
シュルカーに首を突っ込んで
Nakamuはあ、と大きく口を開ける
がぶりと一口
Nakamuはシュルカーの中身を 嚙み千切った
Nakamu
Nakamu
きんときに引っ張られて シュルカーから顔を出したNakamuは
噛み千切った シュルカーの中身を吐き出した
きんとき
Nakamu
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
きんときはガーンと わかりやすくショックを受けた
シャークん
Nakamu
Nakamu
Broooock
きんとき
きんとき
きんときはNakamuを 船の上へとひっぱりあげた
Broooock
Nakamu
シャークん
シャークんは階段になっていた穴を 飛び降りて中を駆けていった
Nakamu
Broooock
中に飛び込んでいったシャークんは
シュルカーが顔を出す前に
その上に乗って 上からこぶしを突き立てた
ばきっと蓋が割れて
シャークんは見事に 中身を握りつぶしていた
シャークんが顔を上げると
そこにシュルカーの攻撃が 飛んできていた
腰からナイフを引き抜くと それを引き裂いた
シャークんに攻撃を飛ばしていた シュルカーの方には
Broooockが向かっていた
蓋が開いた瞬間に Broooockは腰からナイフを引き抜いて
手のひらでしゅるるると回し掴むと
中身を突き刺した
シャークん
Broooock
船の中に入って 四人はチェストと額縁を確認する
チェストの中身を確認したが
装備が入っているばかりで スマイルらしきものは見つからない
Nakamu
Nakamu
シャークん
Broooock
Broooock
Broooock
きんとき
きんときが目を瞑ると その周囲から桜の花びらが舞った
きんとき
きんとき
きんとき
頭の中でイメージが整うと きんときが目を開けた
その瞳の中に花びらが舞っていた
すると空中がきらきらと輝き始める
それは道のように連なり 船の中から外へと続いていた
シャークん
シャークん
Nakamu
Broooock
Nakamu
Nakamu
四人は一旦船の外に出て 先頭を確認した
そこには黒いドラゴンの頭があった
Broooock
Broooock
Broooock
シャークん
シャークん
Nakamu
改めてキラキラと光る道が 見えるようになった事と
きんときから桜の花びらが ずっと溢れ出ている事を
Nakamuが指摘した
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
感覚を共有しているおかげで イメージができて
道を可視化することができたようだ
Broooock
Broooock
Broooock
そう言いながらBroooockは ドラゴンの頭をかぽっと取り外した
その光景に取り外したBroooockでさえも 目をひん剥いた
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
Broooockが取り外した ドラゴンの口の中を覗き見るが
真っ黒い空間が広がっているだけで 特に変わったものは見当たらない
Broooock
Broooock
シャークん
Nakamu
Nakamu
四人は頷き合って
スマイルを見つけたことを きりやんに伝えた
すると足元に魔法陣が描かれて
四人の姿はその場から消え去った