翌日
病院。
ソクジン「(腹痛は内科でいいんだよな?)」
ソクジン「すみません。予約してないんですけど、、、」
案内所の人「予約ない方はあそこのカウンターで受付してますので、申し付けください。」
ソクジン「分かりました。ありがとうございます。」
そこまで混んでないな早く終わるかな?
ソクジン「すみません、予約してないんですけど。」
カウンターの人「今日はどうしましたか?」
ソクジン「あ、最近腹痛が酷くて、、、」
カウンターの人「腹痛ですね、他にはありますか?」
ソクジン「体がだるい感じとかあります。」
カウンターの人「分かりました。では、2階の内科に行ってください。」
ソクジン「はい。」
2階の内科。
早く終わるといいな。
診察室
医師「ソクジンさんの症状は腹痛と倦怠感でよろしいですか?」
ソクジン「はい。」
医師「いつ頃からですか?」
ソクジン「最近です。」
医師「最近、、、。最近、何か忙しかったりしましたか?」
ソクジン「あ、今僕、大学生で体育学科4年なんですけど、卒業に向けた実技試験の練習を結構してます。」
医師「それが原因ですかね。サークルとかは入ってますか?」
ソクジン「ダンスサークルに入ってます。」
医師「練習とサークルどちらも1週間くらいはお休みしてください。」
ソクジン「分かりました、、、。」
医師「薬出しときますね。」
ソクジン「はい。ありがとうございました。」
医師「お大事にしてください。」
とてもショックだった。大好きなサークルを休まなければならないなんて。みんなには、迷惑かけないように足ひねったとでも言っておこう。
薬は腹痛を治す薬が出された。倦怠感は療養で無くなるだろう。
俺は家へ帰った。
翌日
放課後、サークルにて。
ソクジン「みんなごめんm(_ _)m昨日、階段で足ひねっちゃって、1週間くらいはダンス参加できなくなっちゃった。」
ナムジュン「もう、何やってるんですか!」
ソクジン「ごめんな〜笑笑」
シュガ「まぁ、1週間だから、ジンさんには外で見ててもらって修正してこう。」
ソクジン「そうだな!それと、俺○○に教えるよ!」
ホソク「ジンさん!!!」
ソクジン「Σ(OωO )何?!」
ホソク「○○ダンスめっちゃ上手いんですよ!昨日、振り付け半分まで覚えました!」
ソクジン「嘘でしょ?!そうなの○○?」
○○「ま、まぁ。笑笑」
ソクジン「俺が教えてもらおうかな〜笑笑」
○○「そんな、やめてくださいよ!笑笑」
ソクジン「笑笑」
シュガ「早速、やろうぜ〜。」
シュガがそう言うと、みんないつもの明るい雰囲気で始めた。俺は少し安心した。
早く治して参加したいと思った。
今日は、朝と昼に腹痛を治す薬を飲んだ。
少しは楽だ。
○○「ジンさん、この振り付けの後なんですか?」
ソクジン「あぁ、その後上に手を出して前に指さす感じで、、、」
○○「なるほど。ありがとうございます。」
ソクジン「うん😊」
○○は可愛い。
すごく優しい子だし、一緒に帰った時も面白い話をしてくれたり、俺の話をしっかり聞いてくれたり、とてもいい子だ。
あれ、なんかドキドキしてきた。
○○「ジンさん、顔赤いですけど大丈夫ですか?」
ソクジン「あ、う、うん😊大丈夫だよ😅」
○○「そうですか?あ、この後なんですか?」
ソクジン「その後は、手を横にこう振りながら足をクロスするの。」
○○「こうですか?」
ソクジン「○○ほんと上手いね!」
○○「ありがとうございます!」
ソクジン「このまま行けば、明後日くらいにはみんなと合わせられるんじゃないか?笑笑」
○○「ほんとですか?笑笑」
ソクジン「ほんとに上手いよ😊」
○○「じゃあ、どんどん続き教えてください!私、頑張ります💪」
ソクジン「よし、やるぞー!」
○○「おー!」
俺は、この子の事が好きなのかもしれない。いきなり出会って少し親しくなっただけなのに、
すごくこの子に惹かれてしまう。
ドクン
ソクジン「、、、あっ、。」
○○「ジンさん、大丈夫ですか?」
ソクジン「う、うん。大丈夫だよ。ちょっとトイレ行ってくる。」
○○「は、はい。」
???「ω・`)チラッ、、、?(ジンさん、なんか苦しそう。あっ、トイレ行くのかな?)」
???「シュガさん!俺、ちょっとトイレ行ってきます!」
シュガ「おう。」
トイレ
ソクジン「(なんでだ?薬飲んだのに、、、。)」
ソクジン「、、、あっ、。」
???「Σ(OωO )ジンさん?!大丈夫ですか?」
ソクジン「(やばいっ。誰だ?気づかれたか?)」
???「ジンさん?」
ソクジン「大丈夫、、、。」
続く。
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