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「"明日の夜",また此処においで?」
○○.
目の前のドアが閉まって数秒後,するりと緊張の糸がほどけた.
○○.
辺りを見回すと,これから捜そうと思っていた男の姿が見える.
jungkook.
○○.
jungkook.
そうやって私に問う男は,どことなく不機嫌に見えた.
○○.
jungkook.
○○.
jungkook.
男は長い溜め息をつくと,スタスタと歩き出してしまった.
○○.
○○.
jungkook.
○○.
jungkook.
jungkook.
○○.
jungkook.
jungkook.
○○.
この男の方がテヒョンさんと親しいし,あながち間違ってはいないのだと思うけれど.
テヒョンさんのことを女好きだと言うなら,この男も大概だ.
○○.
○○.
jungkook.
○○.
○○.
jungkook.
jungkook.
○○.
あまりにも生々しい話に,言う言葉が見つからない.
jungkook.
jungkook.
○○.
○○.
jungkook.
○○.
○○.
凄く腹が立って,立ちすくむ男を置いて何も考えずに走った.
男が後を追いかけてくる気配はない.
【ドンッ】
○○.
曲がり角にいる人に気がつけず,ぶつかってしまった.
顔を上げると,見たことのない人がいる.
○○.
jimin.
jimin.
○○.
jimin.
jimin.
○○.
jimin.
○○.
今はあの男の名前も聞きたくない.
jimin.
jimin.
無意識に涙がこぼれていたようで,ジミンさんはそっと手で拭ってくれた.
○○.
jimin.
○○.
jimin.
jimin.
○○.
jimin.
ジミンさんがそう言って私の手を取ろうとしたとき,別の誰かに手を掴まれた.
○○.
jimin.
jungkook.
jungkook.
jimin.
jungkook.
○○.
男に引っ張られて,体がよろけた.
ジミンさんは残念そうに此方を見ている.
jimin.
まるで逃がさないと言っているかのように,男の私の手を握る力は強かった.
episode five end.
next ♡→100.