目を覚まして。
きみに言えることは これぐらいしか、
ないから。
きっと
きっと
一秒でも早く
目が覚めることを
願うことぐらいしか
私にはできないから。
たとえ、 他の人たちが
目が覚めることを 願うことを
諦めたって
君の近くに 今まで願い続けてきた
人たちがいなくなったって、
私は君のそばにいるよ。
目を覚まして。
私も、ある日お母さんが 倒れて、
私が救急車を 呼んで乗っていったことがあるよ
途中で意識があって 命は大丈夫だったけどね。
今も君の家族は ずっと心配いや、以上の
気持ちで。
君が意識を取り戻してくれる ことを祈ってるはずだよ。