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レミリア
咲夜 親不孝な人間のお話
レミリア
レミリア
？？？
レミリア
レミリア
まだ幼いあなたを咲夜って名付けた
レミリア
見習いからメイドとして始めた頃は
日傘を持つ手が震えてたりしてた
レミリア
咲夜
レミリア
レミリア
いつもいつも私達は一緒だったなぁ
背伸びして私の髪といてくれたなぁ
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
大きな胸に夜色の瞳を輝かせてたなぁ
咲夜
レミリア
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
あなたのそばに来て私はいっぱい笑ったんだなぁ
咲夜
レミリア
ガちゃん
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
咲夜
レミリア
レミリア
十六夜の月あなたの日傘は近かった
居待の月日差しが漏れ出る震える手
レミリア
咲夜
レミリア
更待の月出される紅茶は苦かった
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
下弦の月
いつの間にか遠くなる日傘
有明の月
日差しを漏らさぬ瀟洒な手
レミリア
咲夜
レミリア
30日の月
おかしな紅茶を淹れだした
レミリア
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
レミリア
小望の月ふたたび近くなった日傘
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
満月の夜最後となるあなたの紅茶
レミリア
レミリア
天に輝く明星お願い咲夜じゃなきゃ背が高いんだ
レミリア
天に輝く明星お願い日傘が遠くてまぶしいわ
レミリア
レミリア
咲夜
とあなたはそっと言う
その声を私は背を向けたまま聞きた
従者に見せちゃいけない顔だから
だけど
咲夜
貴方がそう続けるから…
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
まだ幼いあなたを咲夜って名付けた
夜に咲き誇る漢字2文字で咲夜
貴方が去りおかしなお茶ではなくなるけれど
レミリア
