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好きなタイプ?…うーん、努力家で、よく笑って…柔軟性の乏しい女の子かなぁ…
……そっか…
聞いてください宇髄さん…振られました、遠回しですが…
そうかー
聞いて宇髄さん。好きなタイプで目の前の女の子の特徴を言ってるのに微塵も伝わらないんだけど。
恋愛下手すぎんだろお前ら。
⚠️注意事項⚠️
・ただただ宇髄さんが苦労しているだけです。 ・思考が正常なキャラがいません。 ・時透君が狂ってます。
俺は宇髄天元、鬼殺隊元音柱、謂わば祭りの神だな。
柱を引退した身だが俺には重大な仕事がある。
宇髄天元
百萌
それは、最年少組の悩み相談。
宇髄天元
百萌
こいつは瓔珞百萌(ようらくもも)
恋柱、甘露寺蜜璃の継子でなかなか筋が良い。
既に階級は甲で柱も目睫だと話題の女隊士だ。
百萌
そんな期待の新人も恋愛には手も足も出ないようで。
このスピード昇格が止まらないとんでもねぇ女隊士は、2ヶ月で柱になったとんでもねぇ男が好きらしい。
最近の若者凄すぎて俺派手に感動だわ。
百萌
宇髄天元
自分の膝に顔を埋めて唸る百萌の横に、俺は腰掛けた。
宇髄天元
百萌
不死川実弥
宇髄天元
不死川に悩み相談をしようとする百萌の腕を引っ張った。
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
百萌
クソお前はいつも不死川の肩を持ちやがって!!(嫉妬)
いやこの場合蛇の味方か…ッ
不死川実弥
百萌
時透の姿を想像したのかみるみる顔が赤らむ百萌。
そうそうこいつをイジる為に俺は甘露寺の家に来たんだった。暇とか言うなよ忙しいわクソ。
不死川実弥
百萌
とてつもなく大きなため息を吐く百萌。苦労してんだな。
百萌
不死川実弥
百萌
時透無一郎
その日の夜、っつーか明け方に瓔珞百萌の想い人が俺の屋敷に来た。
おいお前何時だと思ってんだ、今陽が登ったところだぞ、寝かせろ俺を。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
宇髄天元
朝が早い雛鶴がお茶を用意してくれたのでそれを飲みながら時透の次元が違いすぎる惚気を聞いていた。
時透は完全に百萌に惚れ込んでいる。引くレベルで。
時透無一郎
宇髄天元
ほらな、気持ち悪いだろ。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
…………自害する気か???
宇髄天元
時透無一郎
さすが行動派だな。
宇髄天元
時透無一郎
良いか時透、恋バナっつーのは冷静にするもんじゃねぇ。
時透無一郎
お前がしようとしてたのは尋問だ。
時透無一郎
宇髄天元
あいつ甘露寺と同居してんだから。とお茶を啜った。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
1、用もないのに甘露寺邸訪れるのもなぁ 2、甘露寺がうるさいんだよなぁ 3、会ったら自制利くかなぁ
宇髄天元
時透無一郎
宇髄天元
宇髄天元
時透無一郎
お前それ悪鬼滅殺が頭にない一般人に言ったら首絞められる案件な。
時透無一郎
天才剣士も、恋愛はド派手にヘタクソなんだな。
申の刻、
時透は早速伊黒を誘って甘露寺邸へ。
何故俺も付き添いしているかは未だ不明。
甘露寺蜜璃
入って入って、と甘露寺が快く招いてくれたので野郎三人で邪魔した。
甘露寺蜜璃
階段の下から甘露寺が呼ぶと、百萌が降りてきた。
百萌
ハニカミながら階段を降りてくる百萌を見た時透がとんでもねぇ力で俺の背中を叩いた。痛いわ。
時透無一郎
宇髄天元
大きなため息を吐く時透の背中を押して椅子に座らせた、落ち着けよ時透、ここが正念場だ。
百萌
甘露寺蜜璃
百萌
二人仲良く台所へ向かい姿は本当の姉妹みたいだ、和むな。
時透無一郎
二人が向かった方向を眺めながら時透がボソッと呟く。
時透無一郎
宇髄天元
そのスンとした表情の下でなんつーこと考えてんだよ。
伊黒小芭内
二人の恋心を知る伊黒が呆れ気味に言った。俺もそうして欲しい。
時透無一郎
宇髄天元
まぁこのお茶会で仲が深まりゃ良いなー、と話していると楽しそうな声と紅茶の匂いがしてきた。
百萌
隊服をガン見すんな時透。
甘露寺蜜璃
宇髄天元
全然、とニコニコな甘露寺と百萌は席についた。
甘露寺が上手く時透の前の席に百萌を誘導した。
甘露寺蜜璃
この間任務の後に食べた芋羊羹がとっても美味しかったの、今度食べに行ってみて!
時透無一郎
甘露寺蜜璃
どうも恋柱の闘志に火がついたようだった。