この作品はいかがでしたか?
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その日はいつも通りだったはずだ
日常組のみんなと動画を撮って編集をしてご飯を食べて
眠りについた
そう、眠りについたはずなのだ!!
しかし、目を開けるとこそは深夜の学校の中だった
ぺいんと
夢だと思い頬を引っ張ってみるが痛覚が存在しており夢ではないことを感じ取り何かの事件に巻き込まれたのだと瞬時に理解できた
ぺいんと
この状況が怖くて理解できなくて頭がぐるぐるして足が震える
ぺいんと
そんな時黒板に赤い字で6-1に来てと書いてある事に気がついた
ぺいんと
けれど何も手掛かりがない以上この教室が安全かすらもわからないし動かなければ頭がおかしくなりそうだったので俺は教室を後にした
どうやら先程までいた教室は6-1の隣にある6-2の教室だった事が判明した
すぐ隣なので一瞬で歩いてついたが中から数人の話し声が聞こえてくる
ぺいんと
何処かその声は聞き覚えがあり俺は迷わず教室の扉をあげた
大勢
ぺいんと
扉を開けたそこにはらだに似た顔の数名が何か喧嘩をしておりその目が一斉に俺に降り注がれた
ぺいんと
俺は何も見ない事にして扉を閉めようとすると耳の長いらだが腕を掴んできた
ぺいんと
全力で首を横に振りながら腕を振り解こうにもなかなかに力が強く振り解けない
パチンッと俺の腕を掴んでいない方で血の付いた人が鳴らすと俺は急激に眠くなって立つ事もままならなくなってしまった
ぺいんと
眠ってはいけないと頭では理解しているものの瞼は限界に達してしまい目を重力のままに閉じた
ぺいんと
次に意識を取り戻すと俺の体は椅子に固定され尚且つ口に布の様なものを加えさせられていた
あたりを見渡しても彼らの姿がなかったのは唯一の奇跡と言えるだろう
ガラガラ
らっだぁ
誰か来たと思って身構えていると俺がよく知っている本物のらっだぁだった
ぺいんと
らっだぁ
俺が彼のことを呼ぶと笑顔になり嬉しそうにこちらに近づいて来た
その手には先程まで見えなかったがナイフが握られていた
らっだぁ
そう言って持っている鋭利な刃物で口に咥えている布を切った
すると布はなくなったが口いっぱいに血の味がしてくるし痛みも襲って来た
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
訳のわからない痛みに苦しんでいると少し申し訳なさそうに彼は自分がしてしまったことを謝罪した
らっだぁ
ぺいんと
次なんて無いのに一体彼は何も言っているのだろうかと思いながら俺は恐怖と痛みでまた意識を失った
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
コメント
10件
やっだ(嬉しすぎて)泣きそう♡
面白そう…! らっだぁ、口切ったのわざとだろ!
めっちゃ楽しみ~!1コメげっちゅ!