青黄
不器用で優しい君が好き。
休み時間。
赤
黄
赤
黄
青ちゃんの本気そうな目を見て
なんだかずっと彼の事しか
頭になかった
赤
赤
赤
赤
赤
黄
赤
黄
赤
赤
顔を真っ赤にして首をブンブン振る赤。
いつもあんなにイチャイチャしてるのに
僕は少し笑うと後ろを指さした
黄
桃
赤
桃くんがぎゅうぎゅうと赤を後ろから抱きしめる
いわゆるバックハグという奴だ
赤
桃
赤
僕....空気
完全に2人の世界に入り込んでる
と思ったら桃くんが急に僕の机にかけてあった紙袋を見て首を傾げた
桃
黄
桃
黄
桃
赤
黄
確かに今日から数日はテスト週間で
生徒会の仕事はないけれど....
別に会いたいとかじゃ....
赤
桃
黄
赤
桃
黄
桃
黄
桃
拳を上げた僕に怯えて、桃くんは赤の小さな背中に隠れた
桃
赤
黄
赤
赤は笑顔から、急に真剣な顔になった
黄
赤
黄
赤
赤
赤はハートが出るくらいなんじゃないかと言うほど、本人の前で惚気ける
桃
赤
恋に鈍感な赤が、彼氏ができるとこんなこと言うなんて....
青ちゃんが僕を見る時....?
よく、分からない....
結局、あのバカップルに押されて
1人青ちゃんの教室の前
紙袋を握りしめ、教室を恐る恐る覗く
すると、教科書やワークを机の上に広げている青ちゃんの姿が
クラスメイト
青
クラスメイト
クラスメイト
青
クラスメイト
青
すると、教室にいる青ちゃんとバッチリ目があった
青
黄
まただ、あの優しい目で彼はまた僕を見る
あれが、赤の言ってた青ちゃんが僕を見る目....?
じゃあ、青ちゃんの事....信じても....
クラスメイト
青
火照った顔を覚まそうと、僕はくるりと踵を返した
すると、青ちゃんが慌てて教室から出て来た
青
黄
青
青ちゃんは僕から紙袋を受け取り
マフラーを何故か取り出した
青
黄
青
しゅんと肩を落とす青ちゃん
本当になんなんだこの人は
調子崩されてばっかりだ
黄
青
黄
青
黄
僕はそう言うと、足早にその場を去る
青
黄
後ろから聞こえた彼の声に
僕はそっと甘い愚痴をこぼした
毎日投稿頑張ってるんだけど なんか深夜投稿になってる気が.... まぁ、いいやw タップお疲れ様でしたm(_ _)m