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題名
今度桜が咲いたら
大倶利伽羅×山姥切国広
ブラック本丸・グロ(?)要素・BL要素有り
以上のことが宜しければお進み下さい。
繰り返される重傷進軍。
破壊される刀剣たちの叫び声。
本丸に帰れば手入を受けずにまた出陣。
他の本丸からしたら異様な光景。
それが、俺たちにとっての「日常」だった
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
陸奥守吉行
薬研藤四郎
山姥切国広
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
審神者(凛洞)
それが、審神者の言葉を聞いた最後の日。
審神者が退出し、刀剣男士も続々と退出する中
俺と陸奥守、薬研だけが部屋に残った
薬研藤四郎
静寂が続く中、陸奥守が口を開いた
陸奥守吉行
山姥切国広
薬研藤四郎
薬研藤四郎
陸奥守吉行
山姥切国広
陸奥守吉行
陸奥守吉行
山姥切国広
薬研藤四郎
薬研藤四郎
薬研藤四郎
陸奥守吉行
薬研藤四郎
陸奥守吉行
薬研藤四郎
山姥切国広
薬研藤四郎
山姥切国広
陸奥守吉行
陸奥守吉行
山姥切国広
山姥切国広
薬研藤四郎
山姥切国広
山姥切国広
陸奥守吉行
陸奥守吉行
山姥切国広
山姥切国広
薬研藤四郎
薬研藤四郎
そう言って薬研は退出した
陸奥守吉行
山姥切国広
陸奥守吉行
山姥切国広
そう言うと陸奥守も退出した
本丸解体まで、残された時間はごくわずか
それまでに、被害の出る刀剣を一振でも減らさなければ。
そう思いながら、俺も広間を後にした
記録
黒百合本丸
本丸解体後
審神者の部屋にて
審神者・凛洞と、破壊されたと思われる陸奥守吉行、及び薬研藤四郎の刀身が政府により発見
政府はこれを
刀剣男士による審神者殺害、初の事例とみなす。
本丸が解体されて三日ほどが経つ
前の審神者は陸奥守と薬研によって殺害。
俺を含め、無事だった刀剣は五振のみ
全員バラバラの本丸へ移行された
改めて「自由」を実感する
そして今日は、
俺が新しい本丸へ移行される日だ
移行先は菫本丸というらしい
刀剣男士の移行が数多く行われている本丸で
審神者も刀剣も比較的温厚な性格
事前に知らされた情報はそれのみ
正直、行くのが怖い
でも、行かないと、
陸奥守と薬研の意思を無駄にする
そう思えば足が勝手に本丸への転移装置へと動いた
「行ってこい」
今は居ない二振の声に背中を押され
俺は新しい本丸へと転移した
ふと目を開けると、見慣れない景色が広がっていた
此処が新しい本丸か...と思い顔を上げる
そうすると新しい審神者の姿...そして、大勢の幸せそうな刀剣の姿が目に入った
審神者(華)
山姥切国広
山姥切国広
山姥切国広
審神者(華)
審神者(華)
審神者(華)
「華」と名乗ったのは二十程であろう者だった
事前に知らされていた通りの温厚そうな見た目と口調
少し安心した
山姥切国広
足元がふらつく
思えば数ヶ月前からまともな飯を食ってないし手入も受けていない
まあ、当然の結果か...
審神者(華)
相手の声も、近くにいる筈なのに何処か遠くから聞こえる
新しい本丸に来た当初から迷惑をかけることになるとは思っていなかった
そう思いながら俺は
少しの間、意識を手放した
相手のふらつく姿を見てると直感的に
「倒れる」と感じた
審神者(華)
今相手を支えようとしても間に合わない
それ以前に私が相手を支えられるわけがない
そんなことを考えていると隣から誰かが駆けて行った
大倶利伽羅
大倶利伽羅だ
彼の手には先程倒れた山姥切国広の姿がある
審神者(華)
審神者(華)
審神者(華)
此処の本丸では刀剣男士同士の手入が可能になっている
前の本丸によるトラウマで手入に苦手意識を持っている刀剣が多いからだ
大倶利伽羅
審神者(華)
審神者(華)
そう言うと私はその場を後にした
さて...これからどうするか...
そう考えながらふと、腕の中の奴に目を向ける
驚くほど軽い
まるでそこに、「刀」が無いと錯覚するほど軽い
大倶利伽羅
そう呟くと腕の中の奴を姫抱きにして手入部屋へ向かう
歩き出した時、布が外れて顔が見えたのは見て見ぬふりをした