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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

まひとくん。

まひとくん。

いやだ…ポロポロ

おばあちゃん

遅くなってごめんね…?

この時、僕は3歳 この時ようやく助けを求めた 長い我慢と苦しみが 消えるキッカケとなった日だ

まひとくん。

たすけ…てぇ、!

おばあちゃん

ちゃんと言えて偉いね

おばあちゃん

あとは任せな

まひとくん。

コク、、、

おばあちゃん

トコトコ

おばあちゃんは何処かに行ってしまった

まひとくん。

……

あれからどのくらい経ったのだろうか 僕は1人でただ助けて貰えた未来を 想像することしか出来なかった この時僕は…

まひとくん。

たのしい、、こと、したい

と口ずさんでいた 願っていた 僕なりの幸せだから

おばあちゃん

待っててくれたんやね

おばあちゃん

もう安心しい

おばあちゃん

ここに居てええよ

まひとくん。

ぇ…!ポロポロ

おばあちゃん

ヨシヨシ

僕が寝るまでずっと撫でて居てくれた あの日撫でてくれた手はこれからもずっと永遠の宝物だ

まひとくん。

……

ぼくね! なやみがあるねん…

おばあちゃん

ホンマに連れてこぉへんかったら良かったブツブツ

おばあちゃん

どうして…

おばあちゃん

要らへんあの子をグチグチ

ある日僕は見てしまった…聞いてしまった… おばあちゃんが僕のことを悪く行っているところを

まひとくん。

…!!

まひとくん。

ッタタタタタタ

そして僕は逃げ出した

まひとくん。

こう、、えん?

まひとくん。

すごい✨

僕は外に出たことがあまり無かった いや…… 1度も無かった

絵本で見たものが目の前に広がっていた 絵本の世界に来たようだった

まひとくん。

えほん!✨

ねぇねぇ

おなまえなに?

まひとくん。

へ?お、、なま…ぇ?

そう!おなまえ!

まひとくん。

ぼくはねぇ、まひと!

気持ち悪いと思われるのが怖くて 周りに合わせなきゃって だから僕は外ではみんなと同じ話し方 家とか一人のときは関西弁で話していた

まひとくん?

まひとくん。

うん!!

いっしょにあ〜そぼ!

まひとくん。

いいよぉ!!

やったぁ!!

僕たちは沢山遊んだ 初めて会った子なのに何故か 元から居たような感じがした

まひとくん。

たのしいね!

ねぇ!

まひとくん。

ーー!ー

ー?ーー!!

まひとくん。

ー!!!

ーーw

まひとくん。

wwwーー!

ーー!

おばあちゃん

タタタタタタ

おばあちゃん

いた!まひと~!!

まひとくん。

ビクッ

おばあちゃん?

まひとくん。

うん…

またあそぼ!

よんでるよ?おばあちゃん

おばあちゃん

帰るで!

まひとくん。

う、うん

おばあちゃん

ありがとね!

コクッ

まひとくん。

……

バイバイ!

まひとくん!

まひとくん。

!!!!

まひとくん。

うん!

まひとくん。

……

まひとくん。

きみのなまえはなに?

ぼく?ぼくは……
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