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話の最中えぐいほど匂わせてたのに説明できなかったんで先にしておきます

青くんは赤くんにとって家族みたいな存在です

青くんの両親は死んでいて友達も赤くんしかいません

赤くんも青くんに自分しかいないのは分かってます

それを踏まえたうえでお楽しみください

昔、人間に恋をした人魚がいたと聞いた事がある

その人魚は

悪い魔女と取引をして、自分の声と引き換えに

人間の足を、受け取ったらしい

3日以内に相手と結ばれなければ

泡になって消えてしまう、となんとも恐ろしい呪いをかけられて

その後、人魚はどうなったんだっけ

泡になって、消えたんだっけ

それとも、結ばれたのかな

まあ、どっちでも

俺には関係ないか

ある嵐の日

波がいつもより激しくて

俺は友達とはぐれてしまった

…なんだろ、あれ

海底にどんどん沈んでいく黒い影

…っ人間、?

その人は、すごく綺麗な顔をしていて

無性に、助けてあげたくなって

陸に上がっちゃダメなんてルール

頭から抜け落ちていた

…しんじゃった、かな、

っ、ごほ、!

っ、ぁれ、ここどこ、

君、だれ?

ゃ、その、っ

…どしたの、…って、その足、っ

っ、!

まずい

ぁ、あの、!もう溺れないようにしてください、!

ぇ、っちょっと、!

俺は急いで海に潜り、家に戻った

遅かったね、赤くん

波激しかったけど、大丈夫だった?

…うん、

陸に上がった、なんてことがバレたらなんて言われるか分からない

怪しまれないように、バレないように

…なんかあったの?

え、っっ、!

や、!なんにも!

…?そう?

時々、青ちゃんは恐ろしいほど俺の感情に鋭い

俺が友達と喧嘩したときだったり

好きな人に振られたときだったり

いつも最初に気づくのは青ちゃんで、

だからこそ、隠し事も難しくて

ほんとに、大丈夫だから!

少しでも気を抜くとバレてしまいそう

…ふーん

続きます

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コメント

19

ユーザー

連載ブクマ失礼します!

ユーザー

フォロー失礼しますっ

ユーザー

ええしんでたぶくましつ

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