伊予は保土ヶ谷高校3-Bに所属する いたって普通の高校生だ。
3学期が始まり、就職も決まった伊予
クラスメート達と残り少ない 高校生活を謳歌していた。
キーンコーンカーンコーン
日直
起立、気をつけー礼
桐谷先生
おはようございます
高城伊予
おはよーございます
高城伊予
(あー、やっぱ先生イケメン
だなぁ〜)
だなぁ〜)
保土ヶ谷高校は毎朝HRがある。 かわりに全ての授業が終わったらすぐに帰ることができるのだ。
桐谷先生
今日はコミュニケーション英語の再テストが13:15からありー
端賀谷大和
せんせー、それ昨日でーすw
桐谷先生
うわ、まじか
桐谷先生
やっぱり端賀谷は頼りになるなぁ
三ツ葉夏菜子
先生いっつも端賀谷くんに
フォローされてばっかりですよー
フォローされてばっかりですよー
高城伊予
こら、夏菜子そんなこと
言わないの、失礼でしょ!
言わないの、失礼でしょ!
桐谷先生
いいんだ高城。
桐谷先生
かわりにお前らが卒業するまで
しっかりするから覚悟しとけよ!!!
しっかりするから覚悟しとけよ!!!
端賀谷大和
なんの覚悟ですかwww
端賀谷大和は伊予の幼なじみ、 そしてHR委員だ
夏菜子は伊予の高校からの親友。 良くも悪くも自分の意見をはっきり いう、クール系
なかなか自分の意見を言えない伊予を助けてくれる存在だ
そして桐谷先生。 授業がわかりやすいだけでなく 恋愛相談にも乗ってくれるので 男女問わず大人気だ。
桐谷先生
ええと、今日の連絡は
桐谷先生
桐谷先生
特にないな。
高城伊予
(今日も一日、だるいなぁー🥱)
高城伊予
(意外にやることあるし、
忙しい…)
忙しい…)
そうして、いつも通りの 一日が始まる。
そう、思ってた。
けれどこの日から ちょっとだけ
けど、今までに経験したことのない
そんな日々が始まることになる。
桐谷先生
これからこのクラスだけの
特別課題を出そうと思う。
特別課題を出そうと思う。
高城伊予
!?
端賀谷大和
はい!?
三ツ葉夏菜子
…?
クラスメート全員がざわざわと し始める。
そんなことは気にしないように 桐谷先生は続けた。
桐谷先生
もし、この課題を解けたら
叙々苑に連れて行ってやろう
叙々苑に連れて行ってやろう
桐谷先生
先着一名のみだ
桐谷先生
そうだな…
食べ放題なんかどうだ?
食べ放題なんかどうだ?
端賀谷大和
せ、先生…いいんですか?
生徒にそんな優遇して…
生徒にそんな優遇して…
桐谷先生
勿論だ。
桐谷先生
連れて行ってやるのは
卒業後。
卒業後。
桐谷先生
その時はもう生徒じゃない
桐谷先生
安心しろ。俺の奢りだ。
高城伊予
(いやいやいや)
高城伊予
(そんなこと言ったって…!)
三ツ葉夏菜子
ていうかそもそも
課題の内容って…?
課題の内容って…?
三ツ葉夏菜子
それがわかんなきゃ
解きようもないですけど…
解きようもないですけど…
唯一冷静な夏菜子が聞く。
桐谷先生
ああ、そういえば
言ってなかったな。
言ってなかったな。
桐谷先生
それは
桐谷先生
俺のかかっている病気を
当てることだ。
当てることだ。






