プルルルッッ (着信音)
辰哉
この時間に電話?
辰哉
出るね
ひかる
おん。
辰哉
もしもし
保健室の先生
深澤さんのお宅ですか?
辰哉
はい
保健室の先生
ラウールさんが教室で倒れてしまったらしくて、、
辰哉
あ、まじですか、。!
保健室の先生
このまま早退することになりましたので
保健室の先生
璃音さんも念の為帰らせても大丈夫ですか?
辰哉
あ、はい、!ありがとうございます
保健室の先生
お大事にしてくださいね。
辰哉
、、ラウ倒れたらしくて帰ってくるって
ひかる
まじかあ
しょうた
アイツも帰ってくんのかよ
ひかる
まあ6時間目だからしょうがないか、
辰哉
まあ、
璃音
ただいま、
ラウ
ただいまあ、、
しょうた
ラウールーー!!
ひかる
大丈夫だった、?
ラウ
大丈夫だったよ!
姉ちゃんがいたから!!
姉ちゃんがいたから!!
璃音
ふっ、笑
辰哉
そっか、
私はすぐ部屋に戻った
どうせ私が居なくなった後 愚痴ってるんだろうな
しょうた
あのさぁ、ラウはなんでアイツと仲良くしてんの?
ラウ
なんで?だって家族じゃん
俺は姉ちゃんのこと嫌うわけないじゃん
俺は姉ちゃんのこと嫌うわけないじゃん
ひかる
えらいなラウは。
あんなことした人なのに
あんなことした人なのに
"あんなこと"
みんなが私を嫌う理由は、 私がお母さんを殺したから
そりゃ人殺しの私と一緒に居たい人なんて いないに決まってる
でもほんとは違う 殺してなんかない 私が車に轢かれそうな時 自分の命が無くなってまで 私を守ってくれた
こんな私 見捨てられればよかったのに そんなお母さんを思い出すと 自分を責めたくなる
璃音
少しくらいならいいよね、
ギリギリギリ
ついにやってしまった リスカ。
璃音
ッッ!
ジワジワと滲み出てくる自分の血液 でも家族に忘れられている 痛みよりかはマシかも、笑
璃音
早く片付けないと
家族にバレたらどうしよ まあ心配されることなんて ないはず
コンコン
璃音
はぁ、い、
ラウ
俺だよ俺!入ってもいい?
璃音
え、あ、うんいいよっ
ラウ
お邪魔しまーす笑
璃音
どした?
ラウ
いやー、たまには勉強教えて欲しいな って
璃音
なにそれ笑
照れてんの?笑
照れてんの?笑
ラウ
そんな事ないっ!!姉ちゃんなんでも分かるしそんな気分だったからあ
璃音
はいはい分かったよ
璃音
ここはーーーでね?
ーーーになるわけ!
ーーーになるわけ!
ラウ
あーあーあーもうわっかんない!笑
璃音
なんで笑笑
璃音
ーーーーー
ラウ
やっと理解した!ありがと
璃音
良かったじゃん
んじゃ
んじゃ
ラウ
またねー
翌日
蓮
ラウールゆっくり息吸って!
りょへ
康二呼吸器持ってきて!
ラウ
ヒューヒューハァガハ
え また?
やばい 心臓が、、痛すぎる あのラウの声とみんなの声を聞くだけで 苦しくなる
私は耐えきれなくなり自分の部屋に駆け込んだ
璃音
はぁ、はぁ、うぐっ、、
でもその時僕は璃音の行動を見逃さなかった
ぴぴ
ここで切ります!
ぴぴ
さあ、璃音の行動を見ていた人は誰なんでしょうか、
しょうた
俺知らね。
さくま
俺っちかな〜?笑
りょへ
まあまあw
じゃあさよならぁ〜!
じゃあさよならぁ〜!
蓮
ばいばーい
ぴぴ
またね〜笑