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ある春 僕は制服を買いに来た

そう、高校受験に合格したのだ

 

僕の名前は、神笑 桃輝

僕がずっと憧れていた 花園学園の制服は、 すごくお洒落なんだ

 

女の子の制服は、セーラー服なんだ 襟とリボンとスカートが、 ピンクのチェック柄になっている

女の子は、スカート、 キュロット、ズボンが選べるそう

 

男の子の制服は、白色の学ランで 袖とズボンの裾が 水色のチェック柄になっているんだ

 

 

今日から、 花園学園高等学校の一年生!

 

今から、中学校からの友達の 東 スペド、戸下山ダイヤと クラス表を見に行くんだ

 

戸下山 ダイヤ

えっと、オレは……

戸下山 ダイヤ

二組!

東 スペド

俺も二組だ

神笑 桃輝

えっ、二人とも

神笑 桃輝

同じクラスなの?

神笑 桃輝

僕はどこだろう……

神笑 桃輝

……あ、あった!

 

神笑 桃輝

僕も二組だ!

 

神笑 桃輝

やった!二人と

神笑 桃輝

同じクラスなんて

神笑 桃輝

嬉しい!!

神笑 桃輝

楽しい学校生活に

神笑 桃輝

なるはずだよ!

 

嬉しい気持ちで 新しい教室に向かった

 

昇降口に来て確信した

やっぱり花園学園は とても綺麗な校舎だ

綺麗好きな僕にとっては すごく嬉しい しかもすごくお洒落な デザインだ

 

戸下山 ダイヤ

一年ってどこなんだ?

 

ダイヤがそう言ったので、三人で フロアマップを見ることにした

 

東 スペド

一年は……

東 スペド

三階か

 

スペドが見つけてくれた

新しい教室は、 やっぱり少し静かだった

 

話している人が少ないうえに、 話している人は小声で話している

こんな静かだと、話しにくいもんね

 

すると突然、ダイヤが大声で言った

 

戸下山 ダイヤ

おぉー!

戸下山 ダイヤ

やっぱ教室も綺麗だなー!

 

戸下山 ダイヤ

あ、みんな

戸下山 ダイヤ

はじめまして!

戸下山 ダイヤ

オレ、戸下山 ダイヤ

戸下山 ダイヤ

よろしくなーー!

 

戸下山 ダイヤ

ちょ、え、まって!

戸下山 ダイヤ

その漫画、

戸下山 ダイヤ

最新刊だよな!?

戸下山 ダイヤ

オレ、その漫画

戸下山 ダイヤ

好きなんだよなー!

戸下山 ダイヤ

もしかして君も好きなの!?

 

神笑 桃輝

(わぁ!ダイヤ)

神笑 桃輝

(すぐに友達)

神笑 桃輝

(たくさんできそう)

 

東 スペド

ダイヤって、

東 スペド

やっぱ凄いよな

東 スペド

俺なら緊張して

東 スペド

なかなか話せないかも

神笑 桃輝

あはは!

神笑 桃輝

僕も、なかなか話せないかも!

 

神笑 桃輝

でも話してみなくちゃ

神笑 桃輝

仲良くできないしね

神笑 桃輝

僕たちだって、

神笑 桃輝

そうでしょう?

 

東 スペド

確かに!

東 スペド

話してみなくちゃ

東 スペド

始まらないよな

東 スペド

俺も少し勇気を出して

東 スペド

話しかけてみようかな

神笑 桃輝

うんうん!

 

色んな子と仲良くなりたいな!

ていうか、僕の席ってどこだろう?

 

神笑 桃輝

(うーん、)

神笑 桃輝

(あ、あった!)

 

僕は後ろの方の席だった

神笑 桃輝

(スペドはどこだろう?)

 

スペドは窓際の一番前だった

神笑 桃輝

(そっか!)

神笑 桃輝

(スペドの頭文字は)

神笑 桃輝

(あ行だもんね)

 

僕がそんなことを考えていると、 どこからかミュゲの香りがした

神笑 桃輝

(いい香り)

神笑 桃輝

(あの子を思い出すなぁ)

神笑 桃輝

(綺麗なお顔の子)

 

神笑 桃輝

(ま、ここに居る訳ないよね)

神笑 桃輝

(でも、いつかまた)

神笑 桃輝

(会えたらいいな)

 

次、会えた時は 絶対に名前を聞こう

 

わたしの名前は、花美 ありす

わたしはちょうど三年ほど前に、 日本に引っ越してきたの

 

日本生まれだけど、小さい頃に 海外に引っ越したんだ

長期休みは絶対に海外に行くよ!

 

あ、ちなみにハーフとかじゃないよ

親はどちらも日本人なんだ

だから家では日本語で話すの

 

わたし、通いたい高校があるんだ

だから海外に住んでいるときから、 日本で習うことも勉強してきたんだ

そして、ずっと通いたかった高校に 今日から通うんだ!

 

花美 ありす

(楽しみ!)

 

ちなみに、わたしが今日から 通う高校は、花園学園高等学校 だよ

制服がかわいいって有名で、 学校も綺麗なの! ほんと、夢みたい!

 

花美 ありす

(そろそろ)

花美 ありす

(クラス表を見に行こうかな)

 

花美 ありす

(えっと…)

花美 ありす

(わたしの名前は)

花美 ありす

(どこだろう)

 

花美 ありす

(あ、あった!)

   

わたしのクラスは二組だった

 

花美 ありす

(どんなクラスかな?)

花美 ありす

(他にはどんな人が)

花美 ありす

(いるんだろう?……)

 

『 神笑 桃輝 』

花美 ありす

…っ!?

そこには、“あの人” の名前があった

 

花美 ありす

(嘘でしょう?)

花美 ありす

(え?え?)

 

花美 ありす

(ううん、見間違えだよ)

花美 ありす

(絶対)

 

わたしはもう一度、名前を確認した

 

花美 ありす

……見間違えじゃない…

そんなこと、あるはずないよね 同じ名前なだけだよ うん、そうだよ

で、でも、ほんとに あの人だったら……

 

わたしはそんなことを考えながら お手洗いに向かった

 

 

花美 ありす

(もう一度)

花美 ありす

(髪を整えよう)

 

花美 ありす

(制服にほこりは)

花美 ありす

(付いていないよね)

 

花美 ありす

(でも)

花美 ありす

(何かが足りないような…)

花美 ありす

(…そうだ)

 

わたしはバッグから、 色付きリップを取り出した

そして、わたしの唇を コーラルピンクに染めた

 

花美 ありす

(これでバッチリ)

 

わたしは少し緊張しながら 新しい教室に入った

 

わたしはぐるっと教室を見渡した

花美 ありす

(あれ……)

花美 ありす

(あの人が居ない…)

 

花美 ありす

(やっぱり)

花美 ありす

(違う人だったのかも)

 

浮かれていた自分が、 恥ずかしく感じた

花美 ありす

(しばらく席に座って)

花美 ありす

(ぼーっとしておこう)

 

もう教室へ来て五分くらい経つなぁ

ガラッ

 

教室の扉が開いた

花美 ありす

あ…

 

花美 ありす

(まって、え)

花美 ありす

(あの人だ…)

花美 ありす

(まさか)

花美 ありす

(また会えるなんて…)

 

“あの人” が教室に入ってきた

 

花美 ありす

(どうしよう)

花美 ありす

うぅ…

花美 ありす

(やっと落ち着いてきたのに)

花美 ありす

(また緊張してきたよ)

 

だって “あの人” 、 すごく優しいんだもん

 

あの日、わたしがあのまま、 ハンカチを落としたことに 気づいていなかったら……

 

あのハンカチは、大切な お友達からもらった物だから

思い出すと、心がふわふわ、 ぽかぽかする…

 

花美 ありす

(仲良くなりたいな)

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