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す"き\(˙◁˙)/
5タップでわかる注意書き
家族や親戚の捏造があります
タグに無いCPの香りがします
このシリーズ内では瑞希は男という設定です
CPの左右はどっちでも大丈夫です
以上が大丈夫な方のみ本編へどうぞ
東雲絵名
ムシャクシャした気分のまま 駅の階段を上る
あのまま机で寝ていて 起きたら身体が痛くなってたから
せっかくベッドで 寝直そうとしていたのに
お母さんに起こされた上に アイツに届け物なんて嫌すぎる
大事な取引なのに書類を忘れた アイツが悪いんじゃない
なんで私がわざわざ 届けに行かないといけないの
東雲絵名
昨日から数えて 何十回目のため息をつき
また一段上に足をかけた瞬間 脳内で文句を言っていたせいか
後ろで階段を登っていた人と タイミングが大幅にズレて
思いっきり背中が ぶつかってしまった
東雲絵名
ちゃんと顔を見ながら謝ろうと 後ろを振り向いた私は
その人の顔を見た途端に 思わず息が止まりそうになった
そこに居たのは 瑞希にソックリな男の子で
つい思わず服装も確認したが 普通の男子の服を着ているのに
いつもの瑞希の服装が 私の脳裏には浮かび
ドッペルゲンガー!? と、叫びそうになってしまった
???
???
瑞希にしては低く ボソボソと喋る男の子に
一瞬の間を置いて 少し落ち着いてから返事をする
東雲絵名
東雲絵名
???
???
そうして私の横を 通り抜けようとする男の子に
何かを感じ取って つい手を掴んでしまう
???
東雲絵名
何も考えずに引き止めたので なにも思いつかず
やっと絞り出した言葉は
東雲絵名
東雲絵名
……という、なんとも 変人っぽいものだった
私の圧と勢いに負けて カフェに連れてこられた男の子は
なんだか警戒しているのか 居心地が悪そうにしていて
今更ながら 自分の行動に罪悪感をおぼえた
私、どう見ても不審者じゃん いきなりこんなことして……
東雲絵名
東雲絵名
どこか遠くを見ていた男の子が 私に話しかけられて目線を戻す
ダメだ、何しても怪しいし 警戒心が解けそうにない……
わたしはただ瑞希に あまりにも似てると思って
身内なんじゃないかと 確かめたかっただけのはずなのに
???
東雲絵名
東雲絵名
東雲絵名
東雲絵名
私にそう言われた男の子は 考え込んだように
少しの間を置いてから 私に名前を告げた