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こたが小学4年生のとき、
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こたに初めて「友達」と呼ばれた日。
こたは照れくさそうに
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と言ってたけど、
耳が真っ赤だった。
そんなこたが愛しくて可愛くて
俺は胸がぎゅっと熱くなった。
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少し黙った後、
こたが口を開く。
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そうだ。
俺はただの空想で出来た人間だ。
こたの心でしか生きていない。
でも、
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そう応えるとこたは
嬉しそうな顔をした。
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きっとこたが他に友達が出来たら、
俺はいなくなっちゃう。
それでも、
俺は、
今だけは、
こたのそばにいるよ。
ずっーと。
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こたが顔をあげた。
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俺は、
こたの頭を撫でるふりをして、
触れられない手をかざした。
俺の気持ちだけは、
届いてほしいって思った。
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こたが、こくんって頷いた。
俺が幻だろうが、
こたが笑ってくれるなら、
ずっとこたの友達でいるよ。
…ありがとう。こた。
俺の、
大切な、
たった一人の友達。