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et.🍫

行きたくないな…

週明けの月曜日、私は学校へと足を進めていた。 学校に友達も誰もいないので、憂鬱だった。 …でも、友達がいないのは自分のせいだ。 どうしても友達の心を読んでしまい、少しでも悪口を言っていたら、その友達を避けてしまうのだ。 そんなことを繰り返していたら、いつの間にか友達はいなくなっていた…。

ドンッ(etと???がぶつかる)

???

あ、すみませんっ!

et.🍫

あ、大丈夫です…

???

__さん、早く行きましょ!

???

あ、はい!

私と同じ方向に向かっていて、ぶつかってしまった。 友達と一緒だったようで、二人でいた。 ぶつかった子は綺麗な桃色の髪で、友達のような人が水色の髪のポニーテールだった。 でも、何故か私と同じ制服を着ていた。 あんなに目立つ髪色ならすぐ気づくと思うのだけど…。 少し違和感を持ちながら、学校に足を進めていた。

・・・

et.🍫

……

学校についた。 あの二人のことを考えながら、黒板を見つめている。 風のように去っていった二人は一体何だったのだろうか…。

ガラガラ…(ドア)

先生

席つけー

先生

今日は転校生が来るぞー

et.🍫

転校生…(ボソッ

もしかして…あの二人?

na.🍪

失礼します…!

na.🍪

桃恋naっていいます!よろしくお願いします

先生

隣のクラスにrnって人も転校してくるから、仲良くしてあげろー…

私の予想は的中したようだ。

先生

席は…、橙(et)の…あ、橙色の髪の毛のやつの後ろなー

na.🍪

ありがとうございます!

ガタッ(na席座

na.🍪

えっと…、橙さんで合ってますか?

et.🍫

あ、合ってます…

学校で人と話したの何年ぶりだろ…、あ、そもそも学校に来てから何年も経ってないか。

na.🍪

あ、もしかして、今日ぶつかった方ですか?

et.🍫

そうです

na.🍪

さっきはすみませんでした…(汗
急いでたもので…

et.🍫

全然大丈夫ですよ…気にしてないので

na.🍪

ありがとうございますっ…!

この人ってどんな風に私のこと思ってるのかな。 悪く言ってたりして…。 私のこと頭の中に、不安が立ち込めた。

na.🍪

どうしました?

et.🍫

あ、なんでもないですっ…

不安が顔に出てたのか…、naさんが話しかけてきていた…。

na.🍪

あの、お弁当一緒に食べませんか!

et.🍫

いいですよ…

na.🍪

あ、敬語じゃなくて大丈夫です!私は癖ですが…笑

et.🍫

うん、!

・・・

et.🍫

モグモグ、

rn.❄️

美味しーでふ〜

na.🍪

ちょっと、rnさん?!食べながら喋らないで下さい(怒

rnさんというのは、今日ぶつかったnaさんの友達らしい。 授業が終わったあと、屋上に行く途中にすれ違い、一緒に食べることになった。

rn.❄️

美味しいんだもん、

et.🍫

rn.❄️

etちゃん〜笑わないで下さいっ(汗

na.🍪

笑われるのも当然ですよ?(怒

et.🍫

仲良いな〜…笑

na.🍪

etさんが仲間外れにされてます?!

rn.❄️

わぁ、etちゃ〜んっ!

騒がしい日々が始まりそうだな…笑 こんな日常が始まりそうなのに、心を読みたい気持ちが心の中に残ってる。 もし、悪口を言っていたら自分が傷つくのをわかっているのに。 …自分が憎い。

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