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ヒカル
カナタ
ヒカル
カナタ
今日こそ…
今日こそ出る!
放課後…生徒会
ケンシ
生徒会長の赤川賢士が前に立って喋り始めた
ケンシ
ケンシ
うわぁ…めんどくせぇ そう思いながらも渋々立つ
カナタ
カナタ
カナタ
初回を休んだことはこの上なく恥ずかしい
でも…委員長と隣同士で座る俺はそんなことなどすぐに忘れた
ケンシ
この生徒会長がまたスポーツ系イケメン
委員長とは系統が違うがハキハキしてて頼りがいのある よくあるモテイケメンだ
俺は…普通すぎて特徴がなさ過ぎる…
非常に悲しい
ヒカル
急に委員長が俺に話しかけてきた
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
生徒会長が優しいことが何故わかるのか
聞くに聞けなかった
カナタ
カナタ
確か委員長と生徒会長もクラスが違ったはず…で…
ヒカル
カナタ
俺には 委員長が生徒会長を見る眼差しが 特別なんじゃないかと
その横顔をみながら
少し
嫉妬した
モヤモヤしながらの生徒会は終わった
ケンシ
ケンシ
ケンシ
皆が「はー、終わった終わった」と会議室を出て行く
その時
ヒカル
委員長が生徒会長の元に行く
ケンシ
ヒカル
委員長が生徒会長の近くに行ったその時
ケンシ
そう言いながら生徒会長は委員長の肩に腕を回した
カナタ
俺は目を丸くした そして会議室の外の壁に背中を押しつけた
ケンシ
ヒカル
委員長は自分の作った風紀委員の仕事の相談をしていた
ケンシ
ケンシ
ヒカル
二人の様子を影でうかがう
ケンシ
ヒカル
笑われた委員長が首をかしげながら生徒会長を見る
その姿や表情が可愛かった でもそれは俺には向いてない
ケンシ
ケンシ
ヒカル
ヒカル
生徒会長が委員長に顔を近づけ笑うと委員長の前髪を下ろした
ケンシ
ヒカル
ヒカル
俺が取れない距離を保つ生徒会長に嫉妬心が燃え上がった
カナタ
委員長は恥ずかしいのか みるみるうちに顔が赤くなっていった
ケンシ
ケンシ
ヒカル
その時
俺と生徒会長の目があった
カナタ
生徒会長はこっちをみて不敵な笑みを浮かべた
カナタ
あの人は俺と同じ感情を委員長に抱いている
そう確信しながらその場から逃げ出した
ケンシ
ヒカル
ケンシ
ヒカル
ヒカル
この可愛い子をこれからどう料理しようか
もとい 上手く運営させていってあげるかは俺次第だな
そう考えてたとき可愛い子の顔の向こう側からこちらをたぎる目で睨みつける姿を見つけた
ケンシ
カナタ
ヒカル
ケンシ
まさか同じ人種がいるとは
しかも生徒会に…
ケンシ
ヒカル
ケンシ
ヒカル
ケンシ
ケンシ
ヒカル
ケンシ
ヒカル
ヒカル
この時間が至福だが今日はこのくらいにして
また楽しみが増えたと思うと心が躍る
そしておまけに恋敵とでも言うやつか
面白い