/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
桃赤
桃
ハァハァ
目が覚めたんだよな!?
急げ俺！
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
桃
っ！
桃
赤！
桃
目が覚めて良かったー
桃
心配したんだぞ
桃
急に倒れやがって
赤
.........
桃
赤？どうした？
桃
具合がまだよくないのか？
桃
だったら寝た方が...
赤
すいません
赤
あの、どなたですか？
桃
............
桃
は？
赤
俺とあなたはどこかで会ったことがあるんですか？
桃
え？
赤
初対面、ですよね？
桃
......初めまして
桃
俺は桃って言います
桃
これからお世話になると思うけどよろしくね
赤
はい......
赤
よろしくお願いします
赤
すいません、覚えてなくて......
桃
無理に思い出さなくていいよ
桃
ここから、1から、思い出作るから
桃
だからさ
桃
俺のこと拒否しないでくれる？
赤
っ！はい！
赤
なんか桃さんのことは懐かしく感じるというか、落ち着くというか...
そっか、俺のことは分からないけどそう思ってくれてるならいっか
赤
だからよろしくお願いします！
桃
よろしくね
桃
さん付けやめていいよ？敬語も
赤
そうですか？
桃
うん！
赤
じゃあ...桃ちゃん？
桃
っ！うん！
赤
なんか、懐かしい感じがする
桃
そっかー
桃
それなら良かった
赤
(*´∀｀*)
覚えてなくていいから
目を覚ましてくれただけで良かったから
一緒にまた1から
進んで行こう
二度とこんなことがないように
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
