いつもは、顔の横から聞こえてくる声が 寝室の前の廊下から…
“コワイね。コワイよね。 ミエナイモノがミエルのは…“
清香
廊下からだよね。今の声…
清香は恐る恐る廊下へと繋がる扉を 開くと…
清香の前を黒い影が スッーと通り、振り向いたその影は…
“アシタはなにがオコルノカナ… タノシモウネ…フフフフ“
そして、それは消えていった。
清香
翌日は、休みだったこともあり 家にいることに…
清香
まだ、安全だよね。きっと…
清香
清香
※晴人とのライン※
晴人
清香
ってことは帰ってきた。
晴人
行くけど…
清香
晴人
海外業務が延びても3ヶ月程度
らしくて、親に頼んで
俺はこっちに残った…。
清香
晴人
清香
晴人
清香
“カレに会えるよ…会いタガッテルヨ。 きっとタノシクナルカラ…イエからデナヨ“
あの声も私を外へと誘う。 でも、そのおかげで 1ヶ月ぶりの晴人からの誘いに迷って いたが、清香は出ない事に
清香
晴人
清香
微熱だから。
晴人
ちょっと寂しいけど…
清香
晴人
清香
晴人
ちょっとだけ付き合ってね。
うまく晴人と会う事を断り 家に居る間は外のような出来事が 起こる事はなく、久しぶりに ゆっくりした時間を過ごせた。
だが…夜になり
母
清香
母
清香
清香
母
しかも、おかずもないのよ…
母
清香
母
清香
そして、渋々外に出ることに… でも…行きもご飯を食べてるときも帰りも なにも…起きることはなかった…
清香
清香
なにが起こるんだろうねって…)
清香
清香は不思議に思いながらも布団に入る その時、昨日の恐怖が思い出され… ビクビクしながら眠りについた。
学校にて、
晴人
清香
晴人
そう言ってニコッと微笑むと 自分の席に戻って行った。
夏帆
戻ってきて
清香
夏帆
祝日だったけど…
清香
水曜日の夜におばけと黒い影が見て
黒い影に“明日もなにか起こる“
清香
何もなかったよ。
清香
どこも行けなかったけど…
夏帆
くじ通り“怖いこと“起きてるよ?
清香
ほんと何もなかったよ。
夏帆
ビクビクしてたって事は
夏帆
清香
それからも清香には、 色々なコワイことが起きましたが 何とか、月が変わりました。
そして、今日 清香の“月見くじ“を 夏帆がついていくことに
秋
夏帆
秋
引くなよ。
夏帆
夏帆
秋
夏帆
秋
夏帆
秋
そう言うと…秋は逃げるように 自室に入った。 ただ、入る直前に一言。
秋
助けるから…
住職
本日はお友達も一緒ですか。
住職
あなたの運勢を…
住職
お引きください。
清香
そして、紙に書かれたことを見ると
ヨイコト : 苦シミをキョウユウ人現ワル ヨクナイコト : ユメにウナサレル事アリ
秋が言った “清香もそしてお前も助ける“ この言葉の意味とは… そして、今回の“月見くじ“ “キョウユウ人“とはいったい誰の事? そして、今回はどんな事がおこるのか。 次回 第5話へと続く…