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悠斗
ごそっ、ごそ..
悠斗
澄人
悠斗はコテージの奥の、窓の側にスマホを掲げる。
圏外.. 圏外... 圏外....
悠斗
すると澄人は悠斗の手をそっと取って、もう一つの窓際に連れて行ってくれた。
澄人
悠斗
一緒にスマホを見る。 澄人の肩や呼吸が自然と触れる。鼓動がまたうるさくなる。
悠斗
1本だけアンテナが立った。
ポチポチ.. ポチポチポチ..
今日は天気が急に悪くなりそうだから、 森の近くのロッジに避難する。 電波悪いから、遅れたらごめん。
📤シュッ
澄人
悠斗
ゴロゴロゴロ..
悠斗
窓から見える森が、いつもとはまったく違う表情をしていた。
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
そう言って、悠斗を引き連れコテージの木の扉をひとつひとつ開けていく。
作業場、キッチン、トイレ、洗面台、バスルーム、倉庫、寝室..
ギィ..
寝室に入るとベッドと明かり。木の匂いが濃くて、落ち着く。
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
暖炉のあるリビングに戻ると小鹿と狐がまるで1つの生き物みたいに互いに身を寄せ合って寝ていた。
🔥パチ..パチ..
悠斗
澄人
悠斗
🔥パチ..パチ..
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
悠斗は自分の言った提案がのまれると思ってなかった為、少し驚きながら先にソファの終わりに背中をつけ仰向けで寝るように腰掛けた澄人のすぐ側に立った。
ぐぃ..
悠斗
ぼふっ🫂💨
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
どっ どっ どっ どっ
ソファにたたまれていたブランケットをかけて悠斗ごと包む。
悠斗
悠斗
その一言に、澄人の喉がかすかに鳴る。 けれど過剰に触れたりはせず、ただ髪に触れるだけの優しいキスを落とした。
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
ツゥーっと悠斗の目から溢れた涙が澄人の胸元を濡らした。
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
ぎゅう..
悠斗
澄人
淡い吐息が触れ合うほど近くて、互いに目線を逸らし方が分からない。
悠斗
澄人
悠斗
澄人はゆっくりと悠斗の頬から指を滑らせ、 顎に触れた。
クイッ..
澄人
互いの唇が自然とマグネットのように吸い寄せられた。
ちゅっ
悠斗
悠斗
澄人
澄人
ちゅっ..
悠斗
悠斗
澄人
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人は悠斗の前髪をかき分けスペースを作る。
澄人
ちゅ..
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
ちゅ
今度は無防備な首に。
悠斗
澄人
悠斗
澄人
差し出された悠斗の両手で澄人は自分の頬を包ませた。
悠斗
悠斗
すりすり..
近距離で自分の手の温もりを感じてる澄人に可愛さを感じて照れ隠しに鼻を擦りつける。
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
湯にハーブを入れてかき混ぜる。それを横でもじもじと見守る悠斗が待機している。
悠斗
澄人
ちゃぷん..
悠斗
澄人
ちゃぷん..
澄人
悠斗
澄人
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
すすっと少しだけ近付いて悠斗の様子を見る。
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
そう言うと、そっと澄人の肩に自分の頭を寄せると湯の中で、彼の手がぎこちなく悠斗の腰に触れた。
悠斗
悠斗
澄人
ゆっくり、ゆっくりと悠斗の体のラインをなぞり始める。
悠斗
悠斗
撫でる動きが、ぎこちなさを失っていく。 指の腹が悠斗の腰骨に触れ、ゆっくりと脇腹へ、そして腹の方へ。
澄人
湯の中で身体が近づき、澄人の胸に悠斗の背がぴたりとくっつく。
悠斗
次に澄人は、湯気のゆらぎ越しに悠斗の首筋へ顔を寄せ、そっと唇を触れさせる。
ちゅ ちゅっ ちゅ..
悠斗
一度触れて、離れ、また重ねる。まるで触れ方を憶えるように。
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
静かな湯音だけが響く空間で、悠斗はそっと澄人の手に自分の手を重ねた。
悠斗
澄人がゆっくり顔を寄せると、湯気の向こうで、悠斗の濡れた睫毛が揺れていた。
悠斗
ちゅ
澄人
澄人
澄人
囁きながら、今度は澄人がキスを返す。今度は深く、求めるように。
悠斗が澄人の首に腕を回し、引き寄せると澄人の吐息が熱く頬へ触れる。
澄人
悠斗
ちゅっ、 ちゅ ちゅ..
悠斗
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
しゃこ しゃこ しゃこ
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
その後、悠斗が澄人の髪を洗い脱衣所に移動する。
わしゃ わしゃ わしゃ
身体を拭きながら、2人の距離は全く離れない。 澄人が悠斗の背をタオルで包むと、そのまま後ろから抱きしめる。
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
ちゅ..
悠斗
まだ頬がほんのり赤いままの悠斗が、澄人の間にあったタオルを頭に載せて椅子に座る。
澄人
さらっ
澄人は無言でドライヤーを手に取る。電源を入れる前に、指先で悠斗の濡れた前髪をなぞった。
澄人
悠斗
悠斗
乾かし終わると澄人にくっつく。
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
ギシ..
悠斗
悠斗
悠斗
澄人はまだ暖炉の方にいて、ここには悠斗ひとり。
悠斗
つい数日しか経ってないのに、こんなに惹かれてる自分の気持ちに驚く。
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
そんな不安と、止められない想いが混じり合って、 胸の奥で静かに渦を巻く。
悠斗
悠斗
嬉しいのに不安な気持ちを抱えたまま、澄人の姿を思い浮かべ、ゆっくり横になる。
悠斗
パチパチ🔥
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人が寝室に行くと悠斗は既に小さく丸まっていた。
澄人
澄人
悠斗
澄人は部屋の灯りを落として、足音を消すようにベッドへ近づく。
ギシィ..
悠斗
澄人
澄人
澄人はそっと横になり、寝ている悠斗の手を握るでも、抱きしめるでもなくただただ寄り添った。
澄人
澄人
早朝
澄人
カツン!.. カツン!..
コテージの外。森の空気はひんやりしてて、澄人の吐く息がかすかに白い。上着を着て腕をまくり斧を振り上げる。
カツンっ! カツンっ..
澄人
ギィ..
悠斗
寝起きの声で、まだ少しぼんやりした表情。 澄人は振り向かず、斧を振り下ろしてから小さく笑う。
澄人
澄人
割れた薪が左右に飛び、朝日が澄人の腕に細い影を落とす。
悠斗
澄人
澄人
悠斗は近づき、後ろからそっと澄人の腰に腕を回す。寝起きの体温が澄人の背にあたって、澄人は息をのみかける。
悠斗
澄人
ぐぅ..
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗の身体を剥がして自分の上着を着させた。
バサッ
澄人
悠斗
澄人
薪を陽のあたる場所に並べてから立ち尽くす悠斗の手を取り中に入る。
悠斗
中に入るとリビング辺りで悠斗の手を離し暖炉の方に歩く。
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
ゆっくり低い位置で近付く。
澄人
悠斗
なで.. なで..
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人がキッチンに立つと、差し込む朝日が窓の木枠を通って、彼の背中に柔らかい影を落とした。 フライパンを温めながら、澄人は冷蔵庫から卵とベーコン、昨日食べ損ねた野菜を静かに取り出す。
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
その言葉に、澄人の手が一瞬だけ止まる。 けどすぐに、ふっと笑いまた淡々とベーコンをまな板に並べはじめる。
澄人
悠斗
🍳パチ..パチッ..
悠斗は澄人の横に立ち、フライパンの中を覗き込んだ。
悠斗
澄人
悠斗
ジャー.. シャカシャカ..キュッ..
悠斗はシンクで野菜を洗いながら、横目で澄人の横顔を盗み見る。
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
パカッ🥚
卵を割ったとき、澄人の指に少しだけ卵白がつき悠斗は何気なくその手を取って、指に触れようとする。
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
朝食が揃い2人は食べ始める。
悠斗
澄人
澄人
現実としては当たり前のことなのに、今朝になって急に、それが胸に刺さる。
澄人
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
あまりにも鋭い悠斗に澄人は自覚と今度は顔に出さずに驚いた。
澄人
悠斗
悠斗
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
朝食を済ませてゆったりとした時間を澄人の淹れたコーヒーと共に過ごす。
悠斗
澄人
悠斗はコーヒーの入ったマグカップを片手に暖炉近くのソファに座ろうとした所、暖炉の近くに1つのメモを見つける。
ぺり..
悠斗
それは恐らく"薪の乾燥の仕方"について悠斗に向けて書いたのだろう。未完成だ。ゴミ箱には何度か書いたと思われる残骸があった。筆圧が強すぎてひらがながつぶれていて、漢字はほぼ雰囲気だけ、“乾”の字なんて途中で諦めた跡。
悠斗
澄人
澄人は一瞬、目を見開いて次の瞬間には紙を奪い返すように手を伸ばした。
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
奪い損ねた紙を拳の中でぐしゃっと握って、視線をそらす。
悠斗
澄人
小さく聞こえないくらいに放った言葉には力がなかった。
悠斗
澄人
悠斗
悠斗は大事そうに奪われなかった澄人の字を胸に置き噛み締めた後、リュックにしまった。
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
澄人
澄人
悠斗
澄人の指差す先には暖炉の前からコテージを不慣れな様子で徘徊してる小鹿と狐がいた。
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
ゴソ、ゴソッ
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
澄人
悠斗
悠斗
澄人
澄人は流れるように悠斗の家族の形を記憶する。それはまるで家族の在り方を確かめるようだった。
澄人
澄人
澄人
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
ぎゅうっ🫂
悠斗
澄人
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
澄人
悠斗
そう言って首から下げてある鹿の角ネックレスを確認するように触った。
悠斗
リンリン..
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
澄人は悠斗から離れて玄関の方へ歩く。
悠斗
🫎🦊...
悠斗
悠斗は後ろ髪引かれる思いで澄人の後を追った。
🚪ギィ..
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
ザッ ザッ ザッ ザッ
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
森の入口が見えて穏やかな道になっていくのを確認すると澄人の手をやんわりと掴んだ。
澄人
悠斗
きゅっと握り返してきた澄人の手から寂しさを感じ取ってしまった。
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
澄人
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
ぎゅうっっっ
悠斗
悠斗
悠斗
澄人
悠斗
澄人
澄人
悠斗
森の入口まで悠斗を見送った澄人は、しばらくそのまま立ち尽くしていた。
澄人
手のひらには、悠斗が預けた熊よけの鈴。 指先に触れると、ほんのりあたたかさが残っている気がした。
リーン..リッ..
コテージに向かう。ポケットで時々鳴る鈴に澄人は自然と笑みが溢れた。
澄人
澄人
澄人
澄人
ザッ ザッ ザッ ザッ
澄人
ガチャ..
玄関を開けた瞬間、気温が少しだけ違っていた。 森の空気に慣れた後には、街の匂いがどこか薄く感じる。
母
悠斗
悠斗
母
悠斗
澄人の顔が浮かんでモジモジしてしまう。
母
悠斗
悠斗
どさ..
部屋に戻り、荷物を床に置いた。 窓の外には、いつも通りの道。 森の気配はどこにもない。
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗
悠斗