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赤
鉄格子を壊す方法を考えて、30分程たっただろうか
体当たりしてみてもビクともしない 鉄格子の外を見てみると、下の方に小さな木が立っていた
怪しい人
赤
怪しい人
怪しい人
叫び、拳銃を向けた
ばんｯｯｯ
ギリギリで避けた
鉄格子に直撃したお陰で穴が空いた
赤
その壊れかけた場所を思いっきり殴った その勢いで落ちてしまった
着地に失敗し、背中から落ちた
上を見ると怒鳴り声が聞こえてきた
だから、走った
赤
素足で、出来るだけ足跡を作らないようにつま先だけで走った
赤
ぴちゃｯｯぴちゃｯｯ
水溜まりを走って足が濡れる
街のような場所に出た時は、夕暮れ時だった
歩いてると、全員がこっちを見ている気がする
しばらく歩き、近くにあったベンチに座った
赤
深呼吸をし、上を向いた
しばらく目を閉じて外の空気を感じていた
紫
赤
紫
赤
紫
紫
赤
紫
赤
あの人以外と久しぶりに喋った 何を言っていいのか、分からない
紫
赤
カラオケが歌を歌う場所ということは何故か知っていた
赤
紫
赤
紫
赤
性格には分かってなかったから感覚で答えた
紫
赤
紫
赤
紫
紫
赤
紫
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