黄
黄
僕しかいないこの部屋に ひとつ呟いた 他の誰にも 声は届かず 静かな部屋に こだまする
それなのに。
桃
びっくりした。 背後から本来 聞こえないはずの声が 聞こえているのだから
だって彼は....
もう亡くなっているのに。
黄
桃
桃
桃
黄
"君を忘れる事なんて 出来ないよッ... ''
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
黄
黄
桃
正直 想定外だった 黄がここまで俺の事を 思っていてくれたって事に どうか.... 「もう一度... 過去に戻って やり直せれば...」
フッ
ここは?
黄
黄
え?黄? なんでここに? ていうかここにあった 建物壊されてたはずじゃ..
そうか.... 神ってやつが やり直す機会をくれたのか... ありがたく使わせて 貰うぜ...
黄
桃
黄
久しぶりに見たな... 黄の笑顔... この眩しいような... 懐かしいような...
桃
黄
桃
そういえば 時々こんな表情してたっけ 悲しそうな どこか悲しい未来を 見ているような 表情...
桃
黄
桃
黄
桃
黄
あぁ....幸せだ... こんな日々を過去の俺は 蔑ろにしてたのか...
俺が死んだのが ▲●月13日だったっけ.... ちょうど今日... 原因は.... そうだ...黄と付き合ってる事に 嫉妬した モブ祈拉だったっけ... 後ろから刺してきて 黄が絶望しきった顔で 死にゆく俺を見つめてた...
桃
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
黄
桃
モブ祈拉
桃
黄
グサッ
桃
モブ祈拉
黄
桃
モブ祈拉
モブ祈拉
桃
黄
桃
黄
え? 何で黄が? さっき死んだはずなのに... まさか戻ってきた..?
チャンスを与えた理由が やっとわかった... 「両方生きろ」 って事だよな.... やってやろうじゃねぇか
黄 次は絶対お前を 死なせないし 泣かせないッ
コメント
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神様が神すぎますね(?) きっと2人は最初からくっつく運命だったと…